特許
J-GLOBAL ID:201003029200249164

細胞分離装置、細胞分離システムおよび細胞分離方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): グローバル・アイピー東京特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-052061
公開番号(公開出願番号):特開2010-200714
出願日: 2009年03月05日
公開日(公表日): 2010年09月16日
要約:
【課題】特定の対象細胞を含む懸濁液から特定の対象細胞を分離するとき、機械的および電気的な衝撃を与えることなく分離する。【解決手段】細胞分離装置は、碗状の凹部が一方の側の表面に複数設けられた細胞回収基板を備える。この細胞回収基板は、碗状の凹部の底部から板部材の他方の側の裏面に向かって板部材を貫通する、碗状の凹部の径に比べて径の小さな貫通孔を備える。また、細胞回収基板内の、貫通孔の裏面の開口近傍には、貫通孔毎にヒータ素子が設けられている。細胞回収装置は、さらに、このヒータ素子のそれぞれを独立して駆動させるヒータ制御部を有する。細胞回収基板の表面の、碗状の凹部の周囲の少なくとも一部分には、疎水処理面が設けられている。この細胞分離装置を用いて、対象細胞の分離を行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数の細胞を含む懸濁液から特定の対象細胞を分離する細胞分離装置であって、 碗状の凹部が一方の側の表面に複数設けられた板部材であって、この凹部の底部から前記板部材の他方の側の裏面に向かって前記板部材を貫通する、前記碗状の凹部の径に比べて径の小さな貫通孔を備えた細胞回収基板と、 前記細胞回収基板内の、前記貫通孔の前記裏面の開口近傍に、前記貫通孔毎に設けられたヒータ素子と、 前記ヒータ素子のそれぞれを独立して駆動させるヒータ制御部と、を有し、 前記細胞回収基板の前記表面の、前記碗状の凹部の周囲の少なくとも一部分には、疎水処理面が形成されていることを特徴とする細胞分離装置。
IPC (1件):
C12M 1/00
FI (1件):
C12M1/00 A
Fターム (5件):
4B029AA09 ,  4B029AA27 ,  4B029BB01 ,  4B029CC01 ,  4B029HA05

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