特許
J-GLOBAL ID:201003029296658795
ボール型等速ジョイント
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-031198
公開番号(公開出願番号):特開2010-185541
出願日: 2009年02月13日
公開日(公表日): 2010年08月26日
要約:
【課題】シャフトの先端部を外輪の底部に当接させることによりジョイント作動角を規制しつつ、小型化および軽量化を確実に図ることができるボール型等速ジョイントを提供する。【解決手段】外輪20のカップ底面に、ストッパ面24を設ける。このストッパ面24は、外輪20の軸方向において外輪20の開口部から奥側に向かって縮径するテーパ状に形成されている。さらに、ストッパ面24は、ジョイント作動角が所定角度に達したときにシャフト60の軸延長部62が当接することにより、ジョイント作動角を規制する。特に、ストッパ面24のテーパ角度αは、40°以上、60°以下に設定されるとよい。【選択図】図3
請求項(抜粋):
軸方向一方に開口部を備えるカップ状に形成され、内周面に外輪ボール溝が複数形成された外輪と、
前記外輪の内側に配置され、外周面に内輪ボール溝が複数形成された内輪と、
それぞれの前記外輪ボール溝および前記内輪ボール溝を転動し、前記外輪と前記内輪との間でトルクを伝達する複数のボールと、
環状に形成され、前記外輪と前記内輪との間に配置され、周方向に前記ボールをそれぞれ収容する複数の窓部が形成された保持器と、
前記内輪に嵌挿され、前記外輪のカップ底面に当接することにより前記外輪に対する揺動角度を規制されるシャフトと、
を備えるボール型等速ジョイントにおいて、
前記外輪のカップ底面に、前記外輪の軸方向において前記外輪の開口部から奥側に向かって縮径するテーパ状に形成され、前記外輪に対する前記シャフトの揺動角度が所定角度に達したときに前記シャフトの先端部が当接することにより、前記外輪に対する前記シャフトの揺動角度を規制するストッパ面を備えることを特徴とするボール型等速ジョイント。
IPC (2件):
FI (2件):
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