特許
J-GLOBAL ID:201003029337935529

ラダー型フィルタ及びその製造方法並びにデュプレクサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮▲崎▼ 主税
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-130009
公開番号(公開出願番号):特開2010-278830
出願日: 2009年05月29日
公開日(公表日): 2010年12月09日
要約:
【課題】ストンリー波による応答を抑圧でき、フィルタ特性が良好なラダー型フィルタを提供する。【解決手段】15°〜30°YカットLiNbO3基板からなる圧電基板2上に、IDT電極7、IDT電極を覆う酸化ケイ素層10、その上に酸化ケイ素層10よりも音速の速い誘電体層11が形成された三媒質構造の弾性境界波共振子を用いて直列腕共振子及び並列腕共振子が構成されており、複数の弾性境界波共振子が、波長がλ1、伝搬角がψ1、デューティが(duty1)であり、λ1及びduty1がψ1=0°においてストンリー波の応答が極小値となるように構成されている第1の弾性境界波共振子と、波長がλ2、伝搬角がψ2、デューティが(duty2)であり、ψ2が10°以上である第2の弾性境界波共振子とを有し、〔λ1≠λ2かつ0°≦ψ1<ψ2〕または〔(duty1)≠(duty2)かつ0°≦ψ1<ψ2〕であるラダー型フィルタ。【選択図】図2
請求項(抜粋):
直列腕共振子と並列腕共振子とを有するラダー型フィルタであって、 前記直列腕共振子及び並列腕共振子が、15°〜30°YカットLiNbO3基板からなる圧電基板と、前記圧電基板上に形成されたIDT電極と、前記IDT電極を覆うように前記圧電基板上に形成された酸化ケイ素層と、前記酸化ケイ素層上に積層されており、かつ前記酸化ケイ素層よりも音速の速い誘電体層とを備える弾性境界波共振子からなり、 前記直列腕共振子及び並列腕共振子を構成している複数の弾性境界波共振子が、波長がλ1、伝搬角がψ1、デューティが(duty1)であり、λ1及びduty1がψ1=0°においてストンリー波の応答が極小値となるように構成されている第1の弾性境界波共振子と、波長がλ2、伝搬角がψ2、デューティが(duty2)であり、ψ2が10°以上である第2の弾性境界波共振子とを有し、〔λ1≠λ2かつ0°≦ψ1<ψ2〕または〔(duty1)≠(duty2)かつ0°≦ψ1<ψ2〕である、ラダー型フィルタ。
IPC (4件):
H03H 9/64 ,  H03H 9/25 ,  H03H 9/145 ,  H03H 3/08
FI (4件):
H03H9/64 Z ,  H03H9/25 C ,  H03H9/145 C ,  H03H3/08
Fターム (13件):
5J097AA14 ,  5J097BB15 ,  5J097CC05 ,  5J097DD04 ,  5J097DD29 ,  5J097EE08 ,  5J097FF05 ,  5J097GG03 ,  5J097GG05 ,  5J097GG07 ,  5J097KK04 ,  5J097KK06 ,  5J097KK09
引用特許:
審査官引用 (1件)

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