特許
J-GLOBAL ID:201003029404857988
スラッシュ流体冷却超電導送電ケーブルの冷媒状態監視装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人 高橋松本&パートナーズ
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-071015
公開番号(公開出願番号):特開2010-223740
出願日: 2009年03月23日
公開日(公表日): 2010年10月07日
要約:
【課題】熱侵入の問題や高電圧電気絶縁に大きな障害となる可能性がある測定リード線、極低温で動作する超電導送電ケーブルからの電源確保などが必要のない、簡単な構成の、スラッシュ流体冷却超電導送電ケーブルの冷媒状態監視装置を提供すること。【解決手段】スラッシュ流体を挟んだ1対の電極板で構成したコンデンサと並列に接続されたコイルとで共振回路を構成し、その共振回路を挟んで上流側と下流側とに送信アンテナ及び受信アンテナ設ける。そして送信アンテナに送信回路で周波数が変化する間欠的高周波パルスを送り、この周波数が変化する間欠的高周波により、共振回路が共振することで発せられたエコー信号を受信アンテナを介して受信回路で受信し、該受信回路が受信したエコー信号が最大となる前記高周波パルスの周波数から共振回路の共振周波数を求め、前記電極間を流れるスラッシュ流体の固相率を制御回路で算出するようにした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
超電導送電ケーブルに添ってスラッシュ流体を流して冷却するスラッシュ流体冷却超電導送電ケーブルの冷媒状態監視装置であって、
前記超電導送電ケーブルに添って流れるスラッシュ流体を挟んだ1対の電極板からなるコンデンサと、前記電極板に並列に接続されたコイルとで構成される共振回路と、該共振回路を挟んで前記スラッシュ流体流路の上流側と下流側とに設けられた送信アンテナ及び受信アンテナと、前記送信アンテナに周波数が変化する間欠的高周波パルスを送る送信回路と、該送信回路から送られる間欠的高周波パルスのOFF状態でON状態となり、前記送信回路から送られる周波数が変化する間欠的高周波により、前記共振回路が共振することで発せられたエコー信号を前記受信アンテナを介して受信する受信回路と、該受信回路が受信したエコー信号が最大となる前記高周波パルスの周波数から、前記共振回路における共振周波数を求めて前記電極間を流れるスラッシュ流体の固相率を算出する制御回路とからなり、
前記スラッシュ流体の固相率によって定まる前記共振回路の共振周波数によりスラッシュ流体の固相率をワイヤレスで算出することを特徴とする、スラッシュ流体冷却超電導送電ケーブルの冷媒状態監視装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (9件):
2G060AA05
, 2G060AA08
, 2G060AA19
, 2G060AE16
, 2G060AE40
, 2G060AF10
, 2G060AF20
, 2G060AG11
, 2G060HA02
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