特許
J-GLOBAL ID:201003029916372560
熱可塑性樹脂の押出射出成形方法および溶融押出射出装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
横沢 志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-127373
公開番号(公開出願番号):特開2010-131966
出願日: 2009年05月27日
公開日(公表日): 2010年06月17日
要約:
【課題】溶融粘度が極めて低い樹脂の加熱溶融動作、型内への充填動作および保圧動作を連続して行うことにより、当該樹脂を用いた回路基板の低圧封止成形を効率良く行うことのできる新たな成形方法を提案すること。【解決手段】押出射出成形装置1では、加熱シリンダ17内に投入した樹脂をスクリュ18によって先端に移送しながら徐々に溶融し、加熱シリンダ先端の押出射出ノズルから溶融状態の樹脂を押し出して射出成形型3内に押出射出する。加熱シリンダ17の加熱温度を制御することにより樹脂の粘度状態をスクリュ18によって圧送可能な状態に保持し、スクリュ18の回転数、トルク、回転時間に基づき樹脂の押出射出圧力を制御し、スクリュ18の回転時間により樹脂の押出射出量を制御する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
加熱シリンダ内に投入した熱可塑性樹脂(以下、「樹脂」という。)を、当該加熱シリンダ内に配置されているスクリュの回転により、当該加熱シリンダの先端に向けて移送しながら徐々に溶融する加熱溶融工程と、
前記加熱シリンダの先端に取り付けた押出射出ノズルを、型締状態の射出成形型の樹脂注入口に押し当てた状態で、前記スクリュの回転により、前記押出射出ノズルから溶融状態の前記樹脂を押し出して前記射出成形型内に射出する押出射出工程とを有し、
前記加熱溶融工程では、前記加熱シリンダの加熱温度を制御することにより、前記樹脂の粘度状態を前記スクリュによって圧送可能な状態に保持し、
前記押出射出工程では、前記スクリュの回転数、トルクおよび回転時間のうちの少なくとも一つに基づき前記樹脂の押出射出圧力を制御することを特徴とする熱可塑性樹脂の押出射出成形方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (10件):
4F206AH37
, 4F206AR042
, 4F206AR061
, 4F206AR092
, 4F206AR11
, 4F206AR17
, 4F206AR18
, 4F206JA07
, 4F206JD03
, 4F206JN11
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