特許
J-GLOBAL ID:201003030008547141

地中熱ヒートポンプ装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-017822
公開番号(公開出願番号):特開2010-175136
出願日: 2009年01月29日
公開日(公表日): 2010年08月12日
要約:
【課題】地中熱の最適な採熱により総合的に効率のよい運転を可能とする地中熱ヒートポンプ装置を提供する。【解決手段】制御手段19は、負荷運転中に、地中熱交換器9から流出した熱媒の温度を検出する地中戻り温度検出手段14の検出する熱媒温度と所定値とを比較し、熱媒温度が所定値以上の場合は、地中熱交換器9への熱媒供給を制御する開閉手段12を制御して採熱する地中熱交換器9の本数を減少させ、地中戻り温度検出手段14の検出する熱媒温度と所定値とを比較し、熱媒温度が所定値より低い場合には、開閉手段12を制御して採熱する地中熱交換器9の本数を増加させるので、地中の温度を地中戻り温度検出手段14で監視し、常に地中の温度状態に追従した形で地中熱交換器9の本数増減制御が可能となり、採熱し過ぎることなく、また、採熱し足りないこともなく、最適な採熱ができ、総合的な地中熱ヒートポンプ装置の効率を向上させることができる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
圧縮機、負荷側熱交換器、減圧手段、熱源側熱交換器を冷媒配管で環状に接続したヒートポンプ回路と、地中に埋設され互いに並列または直列に接続された複数の地中熱交換器と、該地中熱交換器と前記熱源側熱交換器との間を循環可能に接続する地中熱循環回路と、該地中熱循環回路に熱媒を循環させる地中熱循環ポンプと、前記地中熱交換器毎への熱媒供給を制御する開閉手段と、前記地中熱交換器に流入する熱媒の温度を検出する地中往き温度検出手段、前記地中熱交換器から流出した熱媒の温度を検出する地中戻り温度検出手段と、これらの作動を制御する制御手段とを備え、前記地中熱交換器により地中熱を採熱し、前記熱源側熱交換器を蒸発器として機能させると共に、前記負荷側熱交換器を凝縮器として機能させて負荷側を加熱する負荷運転を行う地中熱ヒートポンプ装置において、前記制御手段は、前記負荷運転中に、前記地中戻り温度検出手段の検出する熱媒温度と所定値とを比較し、前記熱媒温度が前記所定値以上の場合は、前記開閉手段を制御して採熱する前記地中熱交換器の本数を減少させ、前記地中戻り温度検出手段の検出する前記熱媒温度と前記所定値とを比較し、前記熱媒温度が前記所定値より低い場合には、前記開閉手段を制御して採熱する前記地中熱交換器の本数を増加させるようにした地中熱ヒートポンプ装置。
IPC (1件):
F25B 30/06
FI (1件):
F25B30/06 T
引用特許:
出願人引用 (4件)
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