特許
J-GLOBAL ID:201003030117225839

高強度鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 杉村 憲司 ,  来間 清志 ,  高梨 玲子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-232437
公開番号(公開出願番号):特開2010-065273
出願日: 2008年09月10日
公開日(公表日): 2010年03月25日
要約:
【課題】加工性に優れる引張強さ(TS)が980MPa以上の高強度鋼板を提供する。【解決手段】質量%でC:0.17%以上0.73%以下、Si:3.0%以下、Mn:0.5%以上3.0%以下、P:0.1%以下、S:0.07%以下、Al:3.0%以下およびN:0.010%以下を含有させ、かつSi+Al:0.7%以上を満足させ、残部はFeおよび不可避不純物の組成とし、鋼板組織は、下部ベイナイトおよび全マルテンサイトの合計量の鋼板組織全体に対する面積率を10%以上90%以下、残留オーステナイト量を5%以上50%以下、上部ベイナイト中のベイニティックフェライトの鋼板組織全体に対する面積率を5%以上とし、前記下部ベイナイトおよび全マルテンサイトの合計量のうち焼入れままのマルテンサイトを75%以下、ポリゴナルフェライトの鋼板組織全体に対する面積率を10%以下(0%を含む)を満足させ、かつ前記残留オーステナイト中の平均C量を0.70%以上とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
質量%で C:0.17%以上0.73%以下、 Si:3.0%以下、 Mn:0.5%以上3.0%以下、 P:0.1%以下、 S:0.07%以下、 Al:3.0%以下および N:0.010%以下 を含有し、かつSi+Alが0.7%以上を満足し、残部はFeおよび不可避不純物の組成になり、 鋼板組織として、下部ベイナイトおよび全マルテンサイトの合計量の鋼板組織全体に対する面積率が10%以上90%以下、残留オーステナイト量が5%以上50%以下、上部ベイナイト中のベイニティックフェライトの鋼板組織全体に対する面積率が5%以上であり、前記下部ベイナイトおよび全マルテンサイトの合計量のうち焼入れままのマルテンサイトが75%以下、ポリゴナルフェライトの鋼板組織全体に対する面積率が10%以下(0%を含む)を満足し、かつ前記残留オーステナイト中の平均C量が0.70%以上であって、引張強さが980MPa以上であることを特徴とする高強度鋼板。
IPC (5件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/60 ,  C21D 9/46 ,  C23C 2/06
FI (6件):
C22C38/00 301U ,  C22C38/00 301T ,  C22C38/06 ,  C22C38/60 ,  C21D9/46 F ,  C23C2/06
Fターム (54件):
4K027AA23 ,  4K027AB07 ,  4K027AB36 ,  4K027AB38 ,  4K027AB44 ,  4K027AC87 ,  4K027AE02 ,  4K027AE03 ,  4K027AE12 ,  4K027AE23 ,  4K027AE24 ,  4K027AE27 ,  4K037EA01 ,  4K037EA02 ,  4K037EA06 ,  4K037EA07 ,  4K037EA09 ,  4K037EA11 ,  4K037EA13 ,  4K037EA15 ,  4K037EA16 ,  4K037EA17 ,  4K037EA18 ,  4K037EA19 ,  4K037EA20 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA27 ,  4K037EA28 ,  4K037EA31 ,  4K037EA32 ,  4K037EA36 ,  4K037EB05 ,  4K037EB07 ,  4K037EB08 ,  4K037EB09 ,  4K037EB12 ,  4K037EC01 ,  4K037EC02 ,  4K037FA02 ,  4K037FA03 ,  4K037FC04 ,  4K037FC07 ,  4K037FE01 ,  4K037FE02 ,  4K037FE03 ,  4K037FG01 ,  4K037FH00 ,  4K037FJ05 ,  4K037FJ06 ,  4K037FK02 ,  4K037FK03 ,  4K037FM02 ,  4K037GA05
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (4件)
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