特許
J-GLOBAL ID:201003030531582180
CO2電解装置及びCO2電解生成物の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
畠山 文夫
, 小林 かおる
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-103357
公開番号(公開出願番号):特開2010-255018
出願日: 2009年04月21日
公開日(公表日): 2010年11月11日
要約:
【課題】CO2を電気化学還元することにより得られる電解生成物を相対的に高濃度で採取することが可能なCO2電解装置及びCO2電解生成物の製造方法を提供すること。【解決手段】以下の構成を備えたCO2電解装置10及びこれを用いたCO2電解生成物の製造方法。(1)CO2電解装置10は、陽極側電解液を保持するための陽極室12と、陰極側電解液を保持するための陰極室14と、陰極室14に供給されたCO2の電気分解により生じた電解生成物を取り出すための透過室16と、陽極側電解液に浸漬される対極18と、陽極室12と陰極室14とを隔離するイオン交換膜20と、陰極室14と透過室16とを隔離し、かつ、電解生成物を透過室16に透過させるための作用電極22とを備えている。(2)作用電極22は、CNT膜からなる。(3)作用電極22の陰極室側表面には、CO2分解元素を含む微粒子24が担持されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
以下の構成を備えたCO2電解装置。
(1)前記CO2電解装置は、
Kイオンを含む陽極側電解液を保持するための陽極室と、
Kイオンを含む陰極側電解液を保持するための陰極室と、
前記陰極室に供給されたCO2の電気分解により生じた電解生成物を取り出すための透過室と、
前記陽極側電解液に浸漬される対極と、
前記陽極室と前記陰極室とを隔離するイオン交換膜と、
前記陰極室と前記透過室とを隔離し、かつ、前記電解生成物を前記透過室に透過させるための作用電極と
を備えている。
(2)前記作用電極は、CNT膜からなる。
(3)前記作用電極の前記陰極室側表面には、前記CO2を電気化学的に分解することが可能な元素を含む微粒子が担持されている。
IPC (5件):
C25B 9/00
, C25B 3/04
, C25B 13/08
, C25B 11/12
, C25B 9/10
FI (5件):
C25B9/00 G
, C25B3/04
, C25B13/08 302
, C25B11/12
, C25B11/20
Fターム (17件):
4K011AA23
, 4K011AA29
, 4K011AA68
, 4K011BA06
, 4K011DA11
, 4K021AC02
, 4K021AC05
, 4K021BA17
, 4K021BB01
, 4K021BC01
, 4K021CA01
, 4K021CA15
, 4K021DB10
, 4K021DB18
, 4K021DB19
, 4K021DB43
, 4K021DC15
前のページに戻る