特許
J-GLOBAL ID:201003031038264043

熱可塑性組成物の製造方法及び成形体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小島 清路 ,  萩野 義昇 ,  谷口 直也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-187838
公開番号(公開出願番号):特開2010-023356
出願日: 2008年07月18日
公開日(公表日): 2010年02月04日
要約:
【課題】植物性材料を多く含有しながら射出成形に適すると共に高い機械的特性を発揮できる熱可塑性組成物の製造方法及びこれを用いた成形体の製造方法を提供する。【解決手段】回転軸5の円周方向に複数の混合羽根10が立設された混合具を備えた混合溶融装置1を用いて、混合羽根10の回転による剪断力により、熱可塑性樹脂(PP等)を溶融させながら、熱可塑性樹脂とケナフ材料とを混合して混合物を得る混合工程を備え、この工程では、回転軸5の回転数を略一定に維持すると共に回転軸5に生じる負荷の極大値を経由した後、負荷が低下する間にも混合を継続し、負荷の極大値における混合物の温度よりも高い温度範囲(ケナフ繊維では3〜25°C、ケナフコアでは3〜50°C)で排出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ケナフ材料と熱可塑性樹脂とを含有し、該ケナフ材料及び該熱可塑性樹脂の合計を100質量%とした場合に該ケナフ材料を50〜95質量%含有する熱可塑性組成物の製造方法であって、 回転軸の円周方向に複数の混合羽根が立設された混合具を備えた混合溶融装置を用いて、該混合羽根の回転による剪断力により、熱可塑性樹脂を溶融させながら、該熱可塑性樹脂と上記ケナフ材料とを混合して混合物を得る混合工程を備え、 上記混合工程では、上記回転軸の回転数を略一定に維持して混合を行うと共に該回転軸に生じる負荷の極大値を経由した後、該負荷が低下する間にも混合を継続し、該負荷の極大値における該混合物の温度よりも高い温度範囲で該混合物を上記混合溶融装置から排出する熱可塑性組成物の製造方法であって、 上記温度範囲は、上記ケナフ材料がケナフ繊維である場合には3〜25°Cであり、上記ケナフ材料がケナフコアである場合には3〜50°Cであることを特徴とする熱可塑性組成物の製造方法。
IPC (4件):
B29B 7/38 ,  C08L 101/00 ,  C08L 97/00 ,  C08J 3/20
FI (4件):
B29B7/38 ,  C08L101/00 ,  C08L97/00 ,  C08J3/20 Z
Fターム (45件):
4F070AA13 ,  4F070AA15 ,  4F070AA66 ,  4F070AA71 ,  4F070DA05 ,  4F070FA01 ,  4F070FB06 ,  4F070FC03 ,  4F201AA01 ,  4F201AA09 ,  4F201AA11 ,  4F201AB11 ,  4F201AB19 ,  4F201AB25 ,  4F201AR06 ,  4F201BA01 ,  4F201BA02 ,  4F201BK01 ,  4F201BK15 ,  4F201BK23 ,  4F201BK55 ,  4F201BL01 ,  4F201BL06 ,  4F201BL36 ,  4F201BL50 ,  4J002AH001 ,  4J002BB022 ,  4J002BB112 ,  4J002BC022 ,  4J002BG022 ,  4J002BN152 ,  4J002CB002 ,  4J002CF032 ,  4J002CF052 ,  4J002CF062 ,  4J002CF072 ,  4J002CF182 ,  4J002CF192 ,  4J002CG002 ,  4J002CL002 ,  4J002FA041 ,  4J002GG01 ,  4J002GG02 ,  4J002GL00 ,  4J002GN00
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (4件)
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