特許
J-GLOBAL ID:201003031717335243
可変圧縮比内燃機関の制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (3件):
橋本 剛
, 小林 博通
, 富岡 潔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-094468
公開番号(公開出願番号):特開2010-242690
出願日: 2009年04月09日
公開日(公表日): 2010年10月28日
要約:
【課題】圧縮比を規定するコントロールシャフトの位置をコギングブレーキを利用して保持するとともに、このコギングブレーキの共振による保持不能を回避する。【解決手段】コントロールシャフトの回転位置により圧縮比が変化する複リンク式の可変圧縮比機構を備えた構成においては、コントロールシャフトを制御する電動モータに燃焼圧や慣性によるトルクが作用するので、通電によりコギングトルクを生じるコギングブレーキを電動モータと並列に設け、電動モータOFF時の保持を行う。目標保持トルクに基づいてコギングブレーキの共振周波数を求め(ステップ2)、この共振周波数がエンジン振動周波数に接近したときは、目標圧縮比を低圧縮比化する(ステップ3,7)。圧縮比の低下によりコントロールシャフト側からコギングブレーキに作用する負荷トルクが低減し、保持が可能となる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
内燃機関のピストンとクランクシャフトとが複数のリンク部材を介して連結されているとともに、これらのリンク部材の自由度を制限するコントロールリンクを有し、このコントロールリンクの基端がコントロールシャフトの偏心軸に揺動可能に連結され、このコントロールシャフトの回転位置に応じて圧縮比が変化する可変圧縮比内燃機関において、
上記コントロールシャフトを回転方向に動かすアクチュエータと、
通電によりコギングトルクを利用した回転方向の保持力を発生し、上記アクチュエータの停止中に上記コントロールシャフトの位置を保持するコギングブレーキと、
上記コントロールシャフトに上記コントロールリンクから作用する荷重とそのときの圧縮比とから上記コギングブレーキの目標保持トルクを算出する手段と、
この目標保持トルクに沿って上記コギングブレーキの通電を制御するブレーキ駆動部と、
上記目標保持トルクに基づき上記コギングブレーキの共振周波数を算出する手段と、
この共振周波数とエンジン振動周波数とが接近しているときに目標圧縮比を低圧縮比側へ補正する手段と、
を備えてなる可変圧縮比内燃機関の制御装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (10件):
3G092AA01
, 3G092AA12
, 3G092AB02
, 3G092FA06
, 3G092HA01Z
, 3G092HA06Z
, 3G092HA14Z
, 3G092HB01Z
, 3G092HB02Z
, 3G092HE01Z
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