特許
J-GLOBAL ID:201003031961147300
トラフィック配分算出方法、トラフィック配分算出装置、セッション制御装置、および記録媒体
発明者:
,
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
磯野 道造
, 大石 恵
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-049923
公開番号(公開出願番号):特開2010-206542
出願日: 2009年03月03日
公開日(公表日): 2010年09月16日
要約:
【課題】IP網のC-planeにおいて、トラフィックの輻輳時に優先的に一部のトラフィックの疎通を確保するトラフィック制御技術を提供する。【解決手段】トラフィック配分算出装置10は、トラフィックの輻輳時に、輻輳セッション制御装置の接続可能呼数Xと、発呼規制セッション制御装置lから取得するクラスi、測定周期k-1の発信呼数ai,k-1,lとを用いて、クラスi、測定周期k、発呼規制セッション制御装置lの配分呼数xi,k,lを算出する。なお、クラスiの定義は、セッション開始/変更要求(以降、発呼と称する)の疎通を優先的に確保するための優先配分クラスと、そうでない非優先配分クラスと分けて、配分呼数xi,k,lを算出する。また、優先配分クラスの発呼が規制遭遇となった場合には、非優先配分クラスの優先度の最下位から順に再接続を行って、その規制遭遇となった発呼を優先して疎通を確保する再試行を実行する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
IP網のC-planeに用いられる複数のセッション制御装置のいずれかの輻輳時に、輻輳した前記セッション制御装置である輻輳セッション制御装置へ処理を要求するセッション開始/変更要求である発呼のうち、前記輻輳セッション制御装置での処理が可能な発呼の呼数である接続可能呼数をXとし、当該輻輳セッション制御装置へ加わる発呼を、その発呼に含まれる情報に基づいて定義されたクラスiごとに、前記輻輳セッション制御装置へ向かう発呼を受信する前記セッション制御装置である発呼規制側のセッション制御装置lにおいて周期的に行われるトラフィック測定に基づいて、測定周期k-1のトラフィック測定データから算出されるクラスの集合Gに属するクラスiの発信呼数をai,k-1,lとし、当該発信呼数ai,k-1,lに基づいて、前記接続可能呼数Xを次測定周期kでのクラスiごとの配分呼数xi,k,・に配分し、クラスiの前記輻輳セッション制御装置へ加わる呼数をxi,k,・以下になるように規制することによって、前記輻輳セッション制御装置が受け付ける呼数合計を前記接続可能呼数X以下に制限するトラフィック配分算出装置において用いられるトラフィック配分算出方法において、
前記トラフィック配分算出装置は、演算部と前記クラスの定義を記憶する蓄積部とを備え、
前記演算部は、前記蓄積部から読み出した前記クラスiを、輻輳時に優先して疎通を確保する優先配分クラスと輻輳時に優先して疎通を確保しない非優先配分クラスとに振り分け、また前記蓄積部からクラスiごとに予め定めた所定値の初期配分呼数siを読み出し、
輻輳検出直後の測定周期kをk=0として、測定周期k>1の場合に、
zに関する関数g(z)≦1/zなる関数g:(0,∞)→(0,∞)を用いて、測定周期kの各優先配分クラスのクラスiの配分呼数xi,k,・を
xi,k,・=g(Rp)・MAX{si,ai,k-1,・} ・・式(1)
として算出し、
測定周期kの各非優先配分クラスのクラスiの配分呼数xi,k,・を
xi,k,・=(ai,k-1,・/Σj∈非優先配分クラスの集合aj,k-1,・)・(1-g(Rp)・Rp)・X
IPC (3件):
H04M 3/00
, H04L 12/56
, H04M 3/36
FI (4件):
H04M3/00 D
, H04L12/56 200Z
, H04L12/56 A
, H04M3/36 B
Fターム (30件):
5K019BB04
, 5K019BB22
, 5K019BB27
, 5K019CA03
, 5K019CC04
, 5K019EA01
, 5K019EA11
, 5K019EA13
, 5K030GA13
, 5K030HA08
, 5K030HB01
, 5K030HC01
, 5K030JT01
, 5K030LB01
, 5K030LC11
, 5K030LE03
, 5K030MA07
, 5K030MB09
, 5K201AA01
, 5K201BC23
, 5K201CA02
, 5K201CC02
, 5K201CD09
, 5K201DA02
, 5K201EA05
, 5K201EC00
, 5K201EC01
, 5K201FA05
, 5K201FA10
, 5K201FB07
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