特許
J-GLOBAL ID:201003032240380027

ビットコミットメント検証システム、ビットコミットメント装置、検証装置、ビットコミットメント検証方法、ビットコミットメント方法、検証方法、ビットコミットメントプログラム、検証プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中尾 直樹 ,  草野 卓 ,  中村 幸雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-307902
公開番号(公開出願番号):特開2010-135928
出願日: 2008年12月02日
公開日(公表日): 2010年06月17日
要約:
【課題】本発明は、開封情報をGの元とし、他の暗号プロトコル中において、効率的に利用可能なビットコメント方法及びその装置を提供することを目的とする。【解決手段】本発明のビットコミットメント検証システムは登録装置と、ビットコミットメント装置と、検証装置からなる。ビットコメント装置は、二つの群の生成元を用いて、コミットメント鍵ckを生成する。g,h1及びriとコミットする情報miからC=Πni=1gmih1riを計算し、これをコミットメントとして出力する。開封情報H=Πni=1h2riを算出する。検証装置は、等式e(C/Πni=1gmi,h2)=e(h1,H)が成立するか否かを判定し、成立する場合には合格とし、成立しない場合には不合格とする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
登録装置と、ビットコミットメント装置と、検証装置からなるビットコミットメント検証システムであって、 qを素数とし、G1、G2、GTを位数qの群とし、eをバイリニアマップe:G1×G2→GTとし、公開パラメータv=(q,G1,G2,GT,e)とし、 前記ビットコメント装置は、G1から生成元g及びh1を、G2から生成元h2を、無作為に選択し、これらの生成元を用いてコミットメント鍵ckを生成するコミットメント鍵生成部と、 Zqに属する乱数ri(但し、1≦i≦nであり、nは、情報mの個数を表す)を生成する乱数生成部と、 前記公開パラメータv及び乱数riが記憶され、特に乱数riは秘密に記憶される記憶部と、 前記g,h1及びriとコミットする情報miからC=Πni=1gmih1riを計算し、これをコミットメントとして出力するコミットメント生成部と、 開封情報H=Πni=1h2riを算出する開封情報算出部と、を有し、 前記検証装置は、前記コミットメント鍵ck、前記情報miを含む情報M、前記開封情報H及びコミットメントCが記憶される記憶部と、 等式e(C/Πni=1gmi,h2)=e(h1,H)が成立するか否かを判定し、成立する場合には合格とし、成立しない場合には不合格とする判定部を有し、 前記登録装置は、前記公開パラメータv及び前記コミットメント鍵ckを記憶する記憶部を有し、 前記ビットコミットメント装置は、前記登録装置から前記公開パラメータvを受け取り、前記コミットメント鍵ckを前記登録装置へ、前記コミットメントCを検証装置へ、送り、コミットメントCを送ると同時または送った後に、前記情報M及び開封情報Hを前記検証装置へ送り、 前記検証装置は、前記登録装置から前記コミットメント鍵ckを、前記ビットコミットメント装置から前記コミットメントC、前記情報M及び開封情報Hを、受け取る、 ことを特徴とするビットコミットメント検証システム。
IPC (1件):
H04L 9/32
FI (1件):
H04L9/00 675C
Fターム (2件):
5J104AA07 ,  5J104KA08
引用文献:
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