特許
J-GLOBAL ID:201003032458793323

遊技機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-293517
公開番号(公開出願番号):特開2010-119450
出願日: 2008年11月17日
公開日(公表日): 2010年06月03日
要約:
【課題】大当り抽選の抽選確率状態を推測可能とし、遊技を継続するか否かを遊技者に判断させ、遊技意欲の低下を抑制すること。【解決手段】「高確+変短なし」時の変動パターン振分けテーブルTBとして、2R確変大当り遊技に当選した際に変動パターンを決定するための変動パターン振分けテーブルT7と、2R非確変大当り遊技に当選した際に変動パターンを決定するための変動パターン振分けテーブルT8を設けた。そして、変動パターン振分けテーブルT7には、変動パターン振分けテーブルT8からは選択不能な変動パターンP9,P10,P13を設けた。このため、「高確+変短なし」時において、変動パターンP9,P10,P13に基づく図柄変動ゲームが行われた場合、その演出内容から2R確変大当りに当選していることが推測可能となる。【選択図】図6
請求項(抜粋):
入球した遊技球を検知することにより複数種類の図柄を変動させて行う図柄変動ゲームの始動条件を付与するとともに、前記遊技球の入球口が開放状態及び閉鎖状態の何れかを取り得るように動作する開閉機構を有する始動手段と、前記始動条件の成立を契機として大当りか否かの大当り抽選を行う大当り抽選手段と、前記大当り抽選の抽選結果に基づく図柄変動ゲームを表示する表示手段と、を備え、前記大当り抽選に当選した場合には前記図柄変動ゲームの終了後に大当り遊技が行われ、前記大当り遊技は当該大当り遊技中に遊技球の入球が許容される大入賞口を開放するラウンド遊技により構成される遊技機において、 前記大当り遊技は複数種類用意されており、前記複数種類の大当り遊技には、大当り遊技毎に前記大当り遊技を構成するラウンド遊技の上限回数が設定されおり、前記上限回数を第1のラウンド回数に設定した通常大当り遊技と前記上限回数を前記第1のラウンド回数よりも少ない第2のラウンド回数に設定した特定大当り遊技を含み、 前記大当り抽選に当選した場合に大当り種を決定する大当り種決定手段と、 前記大当り抽選に当選した場合に前記大当り種決定手段の決定した前記大当り種にしたがって、前記大当り遊技の終了後における前記大当り抽選の抽選確率状態を高確率抽選状態及び低確率抽選状態の何れとするかを決定する抽選確率状態決定手段と、 前記大当り抽選に当選した場合に前記大当り種決定手段の決定した前記大当り種にしたがって、前記大当り遊技の終了後における前記開閉機構の動作状態を、単位時間あたりの開放時間が増加する開放時間増加状態及び前記単位時間あたりの開放時間が増加しない開放時間非増加状態の何れとするかを決定する動作状態決定手段と、 前記大当り種決定手段が通常大当りを決定した場合には前記通常大当り遊技を付与し、前記大当り種決定手段が特定大当りを決定した場合には前記特定大当り遊技を付与する大当り遊技付与手段と、 前記抽選確率状態決定手段の決定結果、及び前記動作状態決定手段の決定結果にしたがって、前記大当り遊技の終了後における前記大当り抽選の抽選確率状態及び前記開閉機構の動作状態を制御する状態制御手段と、 前記大当り抽選に当選したことを契機に、前記大当り遊技の終了後に前記大当り抽選の抽選確率状態が高確率抽選状態であるか否かを遊技者に示唆する示唆演出を実行させる示唆演出実行手段と、 前記図柄変動ゲームの演出内容を特定可能な演出内容パターンを振分けた演出内容パターンテーブルを記憶する演出内容パターンテーブル記憶手段と、 前記図柄変動ゲームを開始させる際に、前記演出内容パターンテーブルにしたがって演出内容パターンを決定する演出内容パターン決定手段と、 前記演出内容パターン決定手段が決定した演出内容パターンにしたがう演出内容で前記図柄変動ゲームを前記表示手段に実行させるゲーム制御手段と、を備え、 前記抽選確率状態決定手段は、前記大当り種決定手段が決定した大当り種に応じて前記大当り抽選の抽選確率状態として前記高確率抽選状態及び前記低確率抽選状態の何れか一方を決定し、前記大当り種決定手段が前記通常大当りを決定している場合には、前記特定大当りを決定している場合に比して前記高確率抽選状態を決定し易く、 前記動作状態決定手段は、前記大当り種決定手段が前記通常大当りを決定している場合には前記開閉機構の動作状態として前記開放時間増加状態を決定し、前記大当り種決定手段が前記特定大当り遊技を決定している場合には前記大当り抽選に当選した時の前記抽選確率状態及び前記動作状態をもとに、前記開閉機構の動作状態として前記開放時間増加状態及び前記開放時間非増加状態の何れか一方を決定し、 前記示唆演出実行手段は、前記大当り遊技の終了後の前記開閉機構の動作状態が前記開放時間増加状態である場合には前記示唆演出として第1示唆演出を実行し、前記大当り遊技の終了後の前記開閉機構の動作状態が前記開放時間非増加状態である場合には前記示唆演出として前記第1示唆演出とは演出態様が異なる第2示唆演出を実行し、前記第1示唆演出中は、前記第2示唆演出中と比べて、前記大当り抽選の抽選確率状態が前記高確率抽選状態である可能性が高く設定されており、 前記演出内容パターン決定手段は、前記演出内容パターンを決定する際に前記大当り抽選の抽選確率状態と前記開閉機構の動作状態を確認し、その確認結果と前記大当り抽選の抽選結果をもとに前記図柄変動ゲームの演出内容を決定し、 前記演出内容パターンテーブル記憶手段には、前記大当り抽選の抽選確率状態と前記開閉機構の動作状態から区別される状態別の演出内容パターンテーブルが記憶されているとともに、各演出内容パターンテーブルからは大当り種に応じて選択可能な演出内容パターンが特定されるようになっており、 前記特定大当りには、前記抽選確率状態決定手段が前記高確率抽選状態を決定する高確率特定大当りと、前記抽選確率状態決定手段が前記低確率抽選状態を決定する低確率特定大当りとがあり、 前記開閉機構の動作状態が前記開放時間非増加状態である場合に前記演出内容パターン決定手段が前記演出内容パターンを決定する際に用いる演出内容パターンテーブルには、前記大当り種決定手段が高確率特定大当りを決定しているときに用いる高確率特定大当り用の非増加状態時演出内容パターンテーブルと、前記大当り種決定手段が低確率特定大当りを決定しているときに用いる低確率特定大当り用の非増加状態時演出内容パターンテーブルとがあり、前記高確率特定大当り用の非増加状態時演出内容パターンテーブルには前記低確率特定大当り用の非増加状態時演出内容パターンテーブルからは選択不能な演出内容パターンが振分けられていることを特徴とする遊技機。
IPC (1件):
A63F 7/02
FI (2件):
A63F7/02 320 ,  A63F7/02 315A
Fターム (6件):
2C088AA35 ,  2C088AA36 ,  2C088AA42 ,  2C088BC22 ,  2C088EA10 ,  2C088EB55
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 遊技機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-306008   出願人:株式会社平和

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