特許
J-GLOBAL ID:201003032583219930

ドーム型構造体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-165538
公開番号(公開出願番号):特開2010-007289
出願日: 2008年06月25日
公開日(公表日): 2010年01月14日
要約:
【課題】構造用要素が相互依存的に連結することで形成する構造体において、幾何学的構造の原理を内包する構造体を提供する。【解決手段】第一工程では、平行四辺形の面を構成要素とする凸型のゾーン多面体Aを核とする。第二工程では、該核の外殻に規則的に立体状構成要素Dを配置し、該立体状構成要素を抽出することでゾーン多軸体Eを形成する。この第一及び第二工程で目的とする構造体が幾何学的構造の原理を内包することになる。第三工程では、前記立体状構成要素が互いに交差する箇所を保持する上で、その外方延長部を任意の箇所にて切断して取り除き、残る内方側の立体状構成要素を構造用要素Jへと転換する。そして該構造用要素が互いに交差する箇所を接続することを可能とする手段を有することで中空状構造体Kを形成する。最終工程では、該中空状構造体の主要な構造用要素によってドーム型構造体Lを形成する。【選択図】図25
請求項(抜粋):
構造用要素が相互依存的に連結することで形成する構造体であって、平行四辺形の面を構成要素とする凸型のゾーン多面体Aを核とする第一工程と、該ゾーン多面体Aの各ゾーンCにおける一つ置きの面を該一つ置きの面が属するゾーンCに対応する座標軸Bに対して平行に延長することでゾーン延長面Fを形成し、前記各ゾーンCの一つの面が一つのゾーン延長面Fに対応することで前記ゾーン多面体Aの外殻にゾーン延長面による構成Gを形成し、該ゾーン延長面による構成Gを前記ゾーン多面体Aの備えている各座標軸Bの方向から見て、該各座標軸Bに平行に位置するゾーン延長面Fの断面にあたる線と該ゾーン延長面Fの両端に位置する他のゾーン延長面Fにあたる線とによって囲む空間を立体状構成要素の貫通空間Hとし、該空間内に立体状構成要素Dの断面が位置し、その断面をその垂直方向に平行移動することによって立体状構成要素Dを形成し、該立体状構成要素Dを抽出することによってゾーン多軸体Eを形成する第二工程と、前記立体状構成要素Dが互いに交差する箇所を保持する上で、その外方延長部を任意の箇所にて切断して取り除き、残る内方側の立体状構成要素Dを構造用要素Jへと転換し、該構造用要素Jが互いに交差する箇所を接続することを可能とする手段を有することで中空状構造体Kを形成する第三工程と、その主要な構造用要素Jによってドーム型構造体Lを構築する第四工程の四つの工程からなるドーム型構造体L。
IPC (1件):
E04B 1/32
FI (1件):
E04B1/32 102B
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 米国特許2682235号(発明者:R・B・Fuller)1954
  • 米国特許3722153号(発明者:Steve Baer)1973
  • 米国特許6282849号(発明者:Florian Tuczek)2001
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