特許

J-GLOBAL ID：201003032673292742

セルロースナノファイバー複合ポリビニルアルコール系重合体組成物

発明者： 遠藤 了慶 ,  大石 公美子 ,  保城 秀樹
出願人/特許権者： 株式会社クラレ
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2010-050213
公開番号（公開出願番号）：特開2010-242063
出願日： 2010年03月08日
公開日（公表日）： 2010年10月28日
要約：

【課題】 透明性を損なうことなく、耐熱性または耐熱水性に優れたPVA組成物、フィルム、繊維を得ること。【解決手段】 ポリビニルアルコール系重合体と、平均繊維径が2〜150nmのセルロースナノファイバーとの複合体であって、セルロースの水酸基の一部がカルボキシル基及びアルデヒド基からなる群から選ばれる少なくとも1つの官能基に酸化されており、かつカルボキシル基とアルデヒド基の量の総和がセルロースナノファイバーの質量に対し、0.1〜2.2mmol/gであるセルロースナノファイバーの含有量がポリビニルアルコール系重合体100質量部に対して0.1〜10質量部であることを特徴とするセルロースナノファイバー複合ポリビニルアルコール系重合体組成物、それを使用したフィルムおよび繊維。【選択図】 なし

請求項（抜粋）：

ポリビニルアルコール系重合体と、平均繊維径が2〜150nmのセルロースナノファイバーとの複合体であって、セルロースの水酸基の一部がカルボキシル基及びアルデヒド基からなる群から選ばれる少なくとも1つの官能基に酸化されており、かつカルボキシル基とアルデヒド基の量の総和がセルロースナノファイバーの質量に対し、0.1〜2.2mmol/gであるセルロースナノファイバーの含有量がポリビニルアルコール系重合体100質量部に対して0.1〜10質量部であることを特徴とするセルロースナノファイバー複合ポリビニルアルコール系重合体組成物。

IPC (5件)：

C08L 29/04 ,  C08K 7/02 ,  C08L 1/02 ,  C08J 5/06 ,  D01F 6/50

FI (5件)：

C08L29/04 A ,  C08K7/02 ,  C08L1/02 ,  C08J5/06 ,  D01F6/50 Z

Fターム (45件)：

4C090AA05 ,  4C090BA29 ,  4C090BD17 ,  4C090CA34 ,  4C090CA46 ,  4C090DA01 ,  4C090DA21 ,  4F072AA02 ,  4F072AA08 ,  4F072AA09 ,  4F072AB03 ,  4F072AB15 ,  4F072AB34 ,  4F072AC04 ,  4F072AD08 ,  4F072AG06 ,  4F072AH03 ,  4F072AJ04 ,  4F072AJ37 ,  4F072AK05 ,  4F072AL01 ,  4J002AB012 ,  4J002BE021 ,  4J002BE031 ,  4J002FA042 ,  4J002FD012 ,  4J002FD020 ,  4J002FD140 ,  4J002FD310 ,  4J002GB01 ,  4J002GC00 ,  4J002GH01 ,  4J002GJ01 ,  4J002GK01 ,  4J002GK02 ,  4J002GK04 ,  4J002HA04 ,  4L035AA04 ,  4L035BB04 ,  4L035BB06 ,  4L035BB15 ,  4L035BB85 ,  4L035BB91 ,  4L035EE01 ,  4L035FF01

引用特許：

審査官引用 (5件)

• 微細セルロース繊維
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2006-169649   出願人：旭化成株式会社
• 複合体組成物
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2008-290456   出願人：住友ベークライト株式会社
• 樹脂組成物
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2008-039731   出願人：花王株式会社
• 熱可塑性成形材料
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-105393   出願人：信越ポリマー株式会社
• 特開昭63-145465
  

引用文献：

審査官引用 (1件)

• TEMPO触媒酸化により得られるセルロースナノファイバーフィルム