特許
J-GLOBAL ID:201003033832341330

火花試験の画像処理による鋼の炭素成分分析装置及びその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 水野 勝文 ,  岸田 正行 ,  川上 成年
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-089000
公開番号(公開出願番号):特開2010-243189
出願日: 2009年04月01日
公開日(公表日): 2010年10月28日
要約:
【課題】 鋼の火花試験により生じる火花を画像処理することにより鋼中の炭素成分を分析することが可能な分析方法を提供する。【解決手段】 鋼の摩擦による火花発生点から所定の距離に所定の視野幅及び被写界深度を有する撮像ラインを設定して、撮像ラインを通過する火花微粒子を撮像するラインセンサカメラと、撮像した火花微粒子について所定の画像処理を行い火花微粒子の特徴量について数値化されたデータを抽出する画像処理部と、抽出された火花微粒子のデータから、鋼の炭素成分重量比率に対して有意な相関関係をもつ因子を少なくとも1つ用いて統計的処理により鋼の炭素成分重量比率の予測式を生成する予測式生成部と、鋼種判別時において、画像処理部で抽出された火花微粒子の有意な因子のデータを鋼の炭素成分重量比率の予測式に入力して鋼の炭素成分重量比率を得る鋼種判別部とを有する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
鋼の摩擦による火花発生点から所定の距離に所定の視野幅及び被写界深度を有する撮像ラインを設定して、前記撮像ラインを通過する火花微粒子を撮像するラインセンサカメラと、 前記撮像した火花微粒子について所定の画像処理を行い前記火花微粒子の特徴量について数値化されたデータを抽出する画像処理部と、 前記抽出された火花微粒子のデータから、鋼の炭素成分重量比率に対して有意な相関関係をもつ因子を少なくとも1つ用いて統計的処理により鋼の炭素成分重量比率の予測式を生成する予測式生成部と、 鋼種判別時において、前記画像処理部で抽出された火花微粒子の前記有意な因子のデータを前記鋼の炭素成分重量比率の予測式に入力して鋼の炭素成分重量比率を得る鋼種判別部と、 を有することを特徴とする火花試験の画像処理による鋼の炭素成分分析装置。
IPC (1件):
G01N 19/06
FI (1件):
G01N19/06

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