特許
J-GLOBAL ID:201003033863798380

薬瓶アクセス用の圧力等化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 特許業務法人浅村特許事務所 ,  浅村 皓 ,  浅村 肇 ,  田中 正 ,  森 徹 ,  吉田 裕 ,  白江 克則 ,  金井 建
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-542899
公開番号(公開出願番号):特表2010-512948
出願日: 2007年12月19日
公開日(公表日): 2010年04月30日
要約:
薬瓶内容物の閉じられ封止された再構成を提供する圧力等化薬瓶アクセス装置および方法。一定の内部容積を有する剛性容器が、薬瓶内に延びる通気ルーメンに接続される。薬瓶内の圧力が増大するにつれ、剛性容器内の区画の容積を変更することにより、圧力は大気圧と等化される。区画には、剛性容器内の区画の容積を自動的に変化させ、区画の容積を増減することによって薬瓶内の圧力を吸収し等化する容積制御装置が形成される。一事例では、容積制御装置は、摺動円盤を備え、別の事例では、容器の容積の増大に伴って収縮し、容器の容積の低減に伴って膨張する袋を備える。
請求項(抜粋):
開口部を覆って配置される穿孔可能な封止を有する薬瓶にアクセスする際にエアロゾルを保持する圧力等化薬瓶アクセス装置であって、 薬剤ルーメンおよび該薬剤ルーメンとは別個の通気ルーメンと前記薬瓶の前記封止を穿孔する比較的鋭利な先端を有するとともに該先端を前記薬瓶内に配置することができるように選択される長さであるカニューレと、 本体部であって、 前記カニューレの前記薬剤ルーメンと流通し、第2の容器からのコネクタを受けて、液体を前記薬瓶内に導入できるようにするとともに、前記薬瓶から液体を取り出せるように構成される薬剤ポート、および 前記カニューレの前記通気ルーメンと流通し、前記薬剤ポートから隔てられ、前記通気ルーメンへの流体の通過および前記通気ルーメンからの流体の通過を可能にする通気ポート を有する本体部と、 前記薬剤ポートまたは前記薬剤ルーメンと流通せずに、前記通気ポートおよび前記通気ルーメンと流通して配置される剛性チャンバであって、大気に向かって開いた圧力除去ポート、前記通気ポートおよび前記通気ルーメンに接続する等化ポート、剛性壁および一定の内部容積を有する、剛性チャンバと を備え、前記剛性チャンバは、 前記剛性チャンバの前記等化ポートに配置されるフィルタであって、前記剛性チャンバと前記通気ポートとの間を通るいかなる流体も該フィルタを通過しないようにする、フィルタと、 前記剛性チャンバ内に配置され、前記剛性チャンバによって全体的に閉じ込められ、封止バリアを前記等化ポートと前記圧力除去ポートとの間に提供し、前記等化ポートと前記圧力除去ポートとの間で自在に移動可能な円盤であって、その移動により、前記通気ルーメン内で発生する圧力変化に応答して、前記等化ポートに提供される前記剛性チャンバの内部容積を変更する容積制御装置と を備え、 薬瓶内容物を再構成するための液体の導入に起因する前記薬瓶内の圧力の上昇は、前記容積制御装置が前記等化ポートから離れて移動して通気ルーメンと剛性チャンバを組み合わせたものの容積を大きくすることによって等化され、前記薬瓶内容物から再構成された液体の吸引に起因する前記薬瓶内の圧力の低下は、前記容積制御装置が前記等化ポートに向かって移動して前記通気ルーメンと剛性チャンバを組み合わせたものの容積を小さくすることによって等化される、圧力等化薬瓶アクセス装置。
IPC (1件):
A61J 1/05
FI (1件):
A61J1/00 351A
Fターム (2件):
4C047HH03 ,  4C047HH06
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 無菌処理の方法および装置
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2002-517126   出願人:カルメルファーマアーベー
  • 両頭針
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-040171   出願人:株式会社ジェイ・エム・エス
審査官引用 (2件)
  • 無菌処理の方法および装置
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2002-517126   出願人:カルメルファーマアーベー
  • 両頭針
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-040171   出願人:株式会社ジェイ・エム・エス

前のページに戻る