特許
J-GLOBAL ID:201003034107488250

電動機のトルク脈動抑制装置および抑制方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 橋本 剛 ,  鵜澤 英久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-216862
公開番号(公開出願番号):特開2010-057217
出願日: 2008年08月26日
公開日(公表日): 2010年03月11日
要約:
【課題】電動機パラメータの歪みに起因したトルク脈動を、高い精度で抑制できる。【解決手段】電動機のパラメータに起因して発生するトルク脈動分を電動機の回転位相角θおよびインバータの運転周波数の3の整数倍および6の整数倍の脈動成分として導出できる関数式を基に、脈動補償部2Aは6の整数倍の脈動成分について、d軸補償電流を0とし、トルク脈動分が「0」となるq軸補償電流iqcを求め、このq軸補償電流iqcを加算器3Aでq軸電流指令値に加算し、6の整数倍の脈動成分を抑制する。 d軸補償電流idcを求めて6の整数倍のトルク脈動を補償すること、3の整数倍のトルク脈動を補償すること、これらの両方を補償することもできる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電動機のトルク指令値をd,q軸電流成分に変換するトルク-電流指令変換部と、前記トルク-電流指令変換部の出力をd,q軸電流指令値とし、この電流指令値とインバータの出力電流検出値とから電動機の電流制御を行うインバータとを備えた電動機のトルク制御装置において、 電動機のパラメータに起因して発生するトルク脈動分を導出し、このトルク脈動分を補償する補償電流をインバータの電流指令に重畳することによって発生する新たな脈動成分を導出し、この新たな脈動成分を打ち消す電流補償信号をインバータの電流指令に加える脈動補償部を備えたことを特徴とする電動機のトルク脈動抑制装置。
IPC (2件):
H02P 21/00 ,  H02P 27/04
FI (1件):
H02P5/408 A
Fターム (8件):
5H505BB04 ,  5H505BB10 ,  5H505DD03 ,  5H505DD05 ,  5H505DD06 ,  5H505EE41 ,  5H505HB01 ,  5H505LL41
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (2件)
  • 制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-104447   出願人:東芝エレベータ株式会社, 株式会社東芝
  • IPMモータのベクトル制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-086900   出願人:株式会社明電舎

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