特許
J-GLOBAL ID:201003034174612305

ナイトビジョン画像データセットを処理するための方法、装置およびコンピュータ読取可能媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 深見 久郎 ,  森田 俊雄 ,  仲村 義平 ,  堀井 豊 ,  野田 久登 ,  酒井 將行 ,  荒川 伸夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-524125
公開番号(公開出願番号):特表2010-500672
出願日: 2007年08月16日
公開日(公表日): 2010年01月07日
要約:
画像データセットの品質を向上させる、たとえばノイズの多い画像データセットにおいてノイズを低減し、画像データセットのコントラストを向上させるための方法が開示される。当該方法は、画像データセット、たとえばナイトビジョン画像データセットのシーケンスを処理するために用いられ得る。シーケンスは、各々が少なくとも2つの画素を有する少なくとも2つの画像データセットを含み、各画素はある輝度値を有する。当該方法は、画像データセットのシーケンスに含まれる画像データセットの各画素について構造テンソルを算出するステップと、画像データセットの各画素についての構造テンソルに基づいて総和カーネルの値を算出するステップと、総和カーネルの値を重みとして用いて、第1の画像データセットの各画素について加重輝度値を算出するステップと、画像データセットの各画素についての加重輝度値を、処理された出力画像データセットの各対応画素について処理された輝度値として記憶するステップと、総和カーネルが表される局所座標系を回転させるステップとを含み、その結果、局所座標系の座標軸は構造テンソルの固有ベクトルの方向と一致し、固有ベクトルは画像データセットのグローバル座標系に表され、さらに、総和カーネルが表される局所座標系の座標軸を、構造テンソルの固有値に関連する量だけ幅関数w(λi)=σiによってスケーリングするステップを含む。固有値は、それらの対応する固有ベクトルの方向における輝度変動量に依存し、幅関数は、 【数1】であるような減少関数である。装置およびコンピュータ読取可能媒体も提供される。
請求項(抜粋):
ナイトビジョン画像データセットのシーケンスを処理するための方法であって、前記シーケンスは、各々が少なくとも2つの画素を有する少なくとも2つの画像データセットを含み、各画素はある輝度値を有し、前記方法は、 各画素における推定された輝度導関数に基づいて、前記画像データセットのシーケンスに含まれる画像データセットの各画素について構造テンソルを算出(11)し、前記構造テンソルの固有分解を行うステップと、 前記画像データセットの各画素についての前記構造テンソルに基づいて総和カーネルの値を算出するステップ(12)と、 前記総和カーネルの値を重みとして用いて、前記画像データセットの各画素について加重輝度値を算出するステップ(13)と、 前記画像データセットの各画素についての前記加重輝度値を、処理された出力画像データセットの各対応画素について処理された輝度値として記憶するステップ(14)とを含み、 前記方法はさらに、 総和カーネルが表される局所座標系を回転させるステップを含み、その結果、前記局所座標系の座標軸は前記構造テンソルの固有ベクトルの方向と一致し、前記固有ベクトルは画像データセットのグローバル座標系に表され、さらに、 総和カーネルが表される局所座標系の座標軸を、構造テンソルの固有値に関連する量だけ幅関数w(λi)=σiによってスケーリングするステップを含み、前記固有値はそれらの対応する固有ベクトルの方向における輝度変動量に依存し、 幅関数は、
IPC (2件):
G06T 5/00 ,  H04N 5/21
FI (2件):
G06T5/00 300 ,  H04N5/21 B
Fターム (9件):
5B057BA02 ,  5B057CA08 ,  5B057CA12 ,  5B057CB08 ,  5B057CB12 ,  5B057CC02 ,  5B057CE02 ,  5B057CE06 ,  5C021YA01
引用文献:
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