特許
J-GLOBAL ID:201003035361249326

車両用冷却システムの異常診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-287343
公開番号(公開出願番号):特開2010-112321
出願日: 2008年11月10日
公開日(公表日): 2010年05月20日
要約:
【課題】エンジン冷却水循環回路に設けたサーモスタットの異常検出精度を向上させる。【解決手段】冷却水温が未暖機水温領域であるにも拘らずサーモスタット19が閉じずに開き放しになるサーモスタット開異常が発生すると、冷却水温センサ20で検出した冷却水温検出値の変化量と車速との間に、車速が速くなるほど冷却水温検出値の変化量が小さくなる(上昇量が減少する又は低下量が増加する)という関係が成り立つ。このような特性に着目して、未暖機水温領域で冷却水温検出値の変化量と車速との間にサーモスタット異常時の相関関係が有るか否かを判定することでサーモスタット開異常の有無を判定する第1の異常診断を実行する。更に、冷却水温検出値と冷却水温推定値とを用いてサーモスタット開異常の有無を判定する第2の異常診断を実行し、第1及び第2の異常診断の異常診断結果が一致した場合に、その異常診断結果を最終的な異常診断結果として確定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内燃機関とラジエータとの間で冷却水を循環させる冷却水循環回路の途中にサーモスタットを設け、所定の未暖機水温領域で前記サーモスタットが閉じて前記内燃機関と前記ラジエータとの間の冷却水の循環を停止する車両用冷却システムの異常診断装置において、 前記ラジエータの放熱量又はこれに関連性のある情報(以下これらを「ラジエータ放熱量情報」と総称する)を取得するラジエータ放熱量情報取得手段と、 前記未暖機水温領域で前記ラジエータ放熱量情報と車速との間に所定のサーモスタット異常時の相関関係が有るか否かを判定することで前記未暖機水温領域で前記サーモスタットが閉じずに開き放しになるサーモスタット開異常の有無を判定する異常診断手段と を備えていることを特徴とする車両用冷却システムの異常診断装置。
IPC (2件):
F01P 7/16 ,  F02D 45/00
FI (2件):
F01P7/16 Z ,  F02D45/00 360D
Fターム (7件):
3G384DA47 ,  3G384EB10 ,  3G384EB12 ,  3G384FA01Z ,  3G384FA58Z ,  3G384FA79Z ,  3G384FA86Z
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特許第3407572号公報
  • 特許第3956663号公報

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