特許
J-GLOBAL ID:201003035893917963

内燃機関の空燃比気筒間インバランス判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-023855
公開番号(公開出願番号):特開2010-180746
出願日: 2009年02月04日
公開日(公表日): 2010年08月19日
要約:
【課題】空燃比気筒間インバランス判定。【解決手段】空燃比気筒間インバランス判定装置は、排気通路の排気集合部よりも下流に順に設けられた「上流側空燃比センサ55、触媒53及び下流側空燃比センサ56」を備え、下流側空燃比センサの出力値を理論空燃比に相当する値に一致させるためのサブフィードバック量を算出するとともに、サブフィードバック量と上流側空燃比センサの出力値とに基いて機関に供給される混合気の空燃比を理論空燃比に一致させる空燃比フィードバック制御を行う。このとき、判定装置は、サブフィードバック量の学習値に基いて水素量差指示パラメータを取得するとともに、機関の回転変動を示す回転速度変動パラメータを取得する。そして、判定装置は、水素量差指示パラメータが閾値以上のとき空燃比気筒間インバランスが発生したと判定するとともに、その閾値を回転速度変動パラメータが大きいほど小さくなるように補正する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
複数の気筒を有する多気筒内燃機関に適用され、 前記機関の排気通路であって前記複数の気筒のうちの少なくとも2以上の気筒の燃焼室から排出された排ガスが集合する排気集合部よりも下流側の部位に配設された触媒と、 前記少なくとも2以上の気筒のそれぞれに対応して配設されるとともに同2以上の気筒のそれぞれの燃焼室に供給される混合気に含まれる燃料を噴射する燃料噴射弁と、 前記排気集合部、又は、前記排気通路の前記排気集合部と前記触媒との間に配設され、前記触媒を通過する前の排ガスが接触する拡散抵抗層と、同拡散抵抗層に覆われ且つ同拡散抵抗層を通過して到達した排ガスの空燃比に応じた出力値を出力する空燃比検出素子と、を有する上流側空燃比センサと、 前記触媒を通過した後の排ガスの空燃比に応じた出力値を出力する下流側空燃比センサと、 前記上流側空燃比センサの出力値により表される空燃比が理論空燃比に一致するように前記燃料噴射弁から噴射される燃料の量である燃料噴射量をフィードバック制御する空燃比フィードバック制御手段と、 前記少なくとも2以上の気筒のそれぞれに供給される混合気の空燃比である気筒別空燃比の間に不均衡が生じているか否かの空燃比気筒間インバランス判定を実行するインバランス判定手段と、 を備えた内燃機関の空燃比気筒間インバランス判定装置において、 前記インバランス判定手段は、 前記フィードバック制御が実行されているときの前記下流側空燃比センサの出力値に基いて前記触媒を通過する前の排ガスに含まれる水素の量と前記触媒を通過した後の排ガスに含まれる水素の量との差が大きいほど大きくなる水素量差指示パラメータを取得する水素量差指示パラメータ取得手段と、 前記機関の回転速度の変動に応じて変化する回転速度変動パラメータを取得する回転速度変動パラメータ取得手段と、 前記取得された水素量差指示パラメータ及び前記取得された回転速度変動パラメータの両者を用いて前記空燃比気筒間インバランス判定を実行するインバランス判定実行手段と、 を備えた空燃比気筒間インバランス判定装置。
IPC (2件):
F02D 41/14 ,  F02D 45/00
FI (3件):
F02D41/14 330A ,  F02D45/00 368F ,  F02D41/14 310H
Fターム (19件):
3G301HA01 ,  3G301JA21 ,  3G301ND21 ,  3G384AA01 ,  3G384BA04 ,  3G384BA09 ,  3G384BA13 ,  3G384BA18 ,  3G384BA24 ,  3G384DA14 ,  3G384DA36 ,  3G384EA07 ,  3G384FA01Z ,  3G384FA04Z ,  3G384FA14Z ,  3G384FA16Z ,  3G384FA37Z ,  3G384FA40Z ,  3G384FA56Z

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