特許
J-GLOBAL ID:201003036371622005

網膜投影型ヘッドマウントディスプレイ装置を用いた手術ナビゲーションシステムおよびシミュレーションイメージの重ね合わせ方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 山田 卓二 ,  田中 光雄 ,  和田 充夫 ,  岡部 博史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-110903
公開番号(公開出願番号):特開2010-259497
出願日: 2009年04月30日
公開日(公表日): 2010年11月18日
要約:
【課題】患者の口腔内にインプラントを埋入する歯科インプラント手術を、術前シミュレーションイメージを用いて効果的に支援することができるとともに、術者に生じる不安感を抑制することができる手術ナビゲーションシステムを提供する。【解決手段】手術ナビゲーションシステムは、術者の網膜に映像を投影する網膜投影型ヘッドマウントディスプレイ装置と、拡張現実感技術とを応用し、術前シミュレーションイメージを網膜投影型ヘッドマウントディスプレイ装置により術者の網膜に投影して、術者の実視野における患者の術部に重ね合わせることで、術部と術前シミュレーションイメージを同時に見ながら安心して手術を行うことが可能となる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
術者の顔に取り付けられ、術者の網膜に対して映像を投影する網膜投影型ヘッドマウントディスプレイ装置(以下「RPHMD装置」とする)と、 患者の口腔内に固定される第1マーカおよびRPHMD装置に固定される第2マーカの3次元位置姿勢を測定する3次元位置計測装置と、 第1マーカとの間の相対的な3次元位置姿勢が関連付けられたインプラントの3次元シミュレーションイメージ情報と、インプラントと第1マーカとの間の3次元位置姿勢と、第2マーカの位置に関係付けられた3次元座標系であるRPHMD装置座標系から術者の網膜における2次元座標系である術者視野座標系への変換を行うための座標系変換情報と、を保持する情報保持装置と、 3次元位置計測装置により計測された、第1マーカおよび第2マーカの位置姿勢と、情報保持装置に保持されている3次元位置姿勢および座標系変換情報とを用いて、インプラントの3次元シミュレーションイメージ情報の座標系を術者視野座標系に変換して、変換されたシミュレーションイメージ情報をRPHMD装置により術者の網膜に投影させて、術者の実視野にて取得される患者の口腔内の術部の実像にシミュレーションイメージを重ね合わせる演算処理装置とを備えることを特徴とする、網膜投影型ヘッドマウントディスプレイ装置を用いた手術ナビゲーションシステム。
IPC (5件):
A61B 19/00 ,  A61B 6/03 ,  A61C 8/00 ,  A61C 19/04 ,  A61B 6/14
FI (8件):
A61B19/00 502 ,  A61B6/03 360G ,  A61C8/00 Z ,  A61C19/04 Z ,  A61B6/14 300 ,  A61B6/03 377 ,  A61B6/03 370Z ,  A61B6/03 F
Fターム (11件):
4C052AA20 ,  4C052GG24 ,  4C052NN14 ,  4C059AA07 ,  4C059AA10 ,  4C093AA22 ,  4C093DA05 ,  4C093FF37 ,  4C093FG04 ,  4C093FG13 ,  4C093GA01
引用特許:
審査官引用 (3件)

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