特許
J-GLOBAL ID:201003037562718980

N-[2-(サイクロヘキシルオキシル)-4-ニトロフェニル]-メタンスルホンアミドを含む細胞老化抑制組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (10件): 鈴江 武彦 ,  蔵田 昌俊 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  福原 淑弘 ,  峰 隆司 ,  白根 俊郎 ,  村松 貞男 ,  野河 信久 ,  砂川 克
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-508299
公開番号(公開出願番号):特表2010-526872
出願日: 2008年05月14日
公開日(公表日): 2010年08月05日
要約:
本発明はN-[2-(サイクロヘキシルオキシル)-4-ニトロフェニル]-メタンスルホンアミドを含む細胞の老化抑制用組成物に関するものである。本発明で実験に使用した3種の選択的COX-2阻害剤のうち、N-[2-(サイクロヘキシルオキシル)-4-ニトロフェニル]-メタンスルホンアミドであるNS-398のみ細胞老化を抑制し、他のセレコキシブ、ニメスリドは細胞老化を促進した。また、非選択的COX阻害剤3種(アスピリン、イブプロフェン、フルルビプロフェン)は全部細胞老化を促進した。細胞老化が進行する間、COX-2の発現は減少した反面、COX-2の酵素活性は増加し、選択的COX-2阻害剤3種の細胞老化調節効果は細胞内活性酸素の濃度、NF-κB活性、p53及びp21蛋白質の量とは関係なかった。その代わりに、選択的 COX-2阻害剤3種がカベオリン-1の発現を転写水準で調節しながら細胞内総コレステロール濃度を調節することを発見し、この結果は選択的COX-2阻害剤3種の細胞老化調節効果と密接な関連があることを発見した。これとともに選択的COX-2阻害剤3種は全部細胞でコラーゲン合成を増進させ、基質分解酵素(matrix metalloproteinases)であるMMP-2とMMP-9の活性を抑制することを発見した。【選択図】なし
請求項(抜粋):
N-[2-(サイクロヘキシルオキシル)-4-ニトロフェニル]-メタンスルホンアミドを含む細胞老化抑制用組成物。
IPC (12件):
A61K 31/18 ,  A61P 43/00 ,  A61P 25/28 ,  A61P 25/16 ,  A61P 25/14 ,  A61P 9/10 ,  A61P 19/02 ,  A61P 17/16 ,  A61P 17/02 ,  A61P 19/10 ,  A61P 19/08 ,  A61P 7/02
FI (14件):
A61K31/18 ,  A61P43/00 107 ,  A61P43/00 111 ,  A61P25/28 ,  A61P25/16 ,  A61P25/14 ,  A61P9/10 ,  A61P19/02 ,  A61P17/16 ,  A61P17/02 ,  A61P19/10 ,  A61P9/10 101 ,  A61P19/08 ,  A61P7/02
Fターム (17件):
4C206AA01 ,  4C206AA02 ,  4C206JA11 ,  4C206KA01 ,  4C206MA01 ,  4C206MA04 ,  4C206NA14 ,  4C206ZA02 ,  4C206ZA16 ,  4C206ZA36 ,  4C206ZA45 ,  4C206ZA54 ,  4C206ZA89 ,  4C206ZA96 ,  4C206ZA97 ,  4C206ZB22 ,  4C206ZC20

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