特許
J-GLOBAL ID:201003037667682395
内燃機関の冷却装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
橋本 剛
, 小林 博通
, 富岡 潔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-128533
公開番号(公開出願番号):特開2010-275915
出願日: 2009年05月28日
公開日(公表日): 2010年12月09日
要約:
【課題】排気マニホールドが一体に形成されたシリンダヘッドにおける焼室室周りと排気マニホールド周りの冷却性能の両立を図る。【解決手段】燃焼室側ジャケット部8と排気マニホールド側ジャケット部9の内の一方の内壁面に微細な空孔を有する凹凸表面構造10を加工し、他方の内壁面を鋳肌面とする。そして、内壁面が凹凸表面構造10となっている一方のジャケット部では、凹凸表面構造10の空孔で気泡発生を促進させることで核沸騰を助長して主として核沸騰での熱伝達による冷却を行い、内壁面が鋳肌面となっている他方のジャケット部では、強制対流熱伝達による冷却を行う。これによって、強制対流熱伝達のみを利用して冷却する場合に比べて少ない冷却水流量で、排気マニホールド2及び燃焼室4の冷却性能を両立させることができる。【選択図】図9
請求項(抜粋):
シリンダヘッドに排気マニホールドが一体に形成されていると共に、当該シリンダヘッド内にウォータジャケットが形成された内燃機関の冷却装置であって、
前記ウォータジャケットが、燃焼室の周囲に形成された燃焼室側ジャケット部と、排気マニホールドの周囲に形成された排気マニホールド側ジャケット部とを備えた内燃機関の冷却装置において、
前記燃焼室側ジャケット部と前記排気マニホールド側ジャケット部の内の一方の内壁面に微細な空孔を有する凹凸表面構造を加工し、前記燃焼室側ジャケット部の内壁面と、前記排気マニホールド側ジャケット部の内壁面とを互いに異なる表面性状とすることによって、前記燃焼室側ジャケット部と前記排気マニホールド側ジャケット部の内、内壁面が前記凹凸表面構造となっている一方では、前記凹凸表面構造の空孔で気泡発生を促進させることで核沸騰を助長して主として核沸騰での熱伝達による冷却を行い、内壁面が前記凹凸表面構造となっていない他方では、強制対流熱伝達による冷却を行うことを特徴とする内燃機関の冷却装置。
IPC (5件):
F02F 1/38
, F02F 1/36
, F02F 1/24
, F02F 1/42
, F01N 13/10
FI (6件):
F02F1/38 B
, F02F1/36 C
, F02F1/24 B
, F02F1/38 A
, F02F1/42 B
, F01N7/10
Fターム (14件):
3G004AA01
, 3G004BA05
, 3G004DA02
, 3G004DA12
, 3G004FA04
, 3G004GA03
, 3G004GA07
, 3G024AA04
, 3G024AA11
, 3G024CA17
, 3G024DA06
, 3G024FA03
, 3G024GA14
, 3G024GA18
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