特許
J-GLOBAL ID:201003037755031132

固体吸着剤を利用した重炭化水素供給原料のための増強された溶媒脱アスファルト化プロセス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 水野 勝文 ,  岸田 正行 ,  高野 弘晋
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-533400
公開番号(公開出願番号):特表2010-512424
出願日: 2007年10月19日
公開日(公表日): 2010年04月22日
要約:
【発明の要約】 原油又は石油の重質留分及び残分の溶媒脱アスファルト化は、汚染物質を吸着し、リサイクルのために溶媒が回収される流れから分離した流れとして溶媒及び油留分が移転されることを可能にする粘土、シリカ、アルミナ、及び活性炭のような固体吸着剤の存在下で実行される。汚染物質を備えた吸着剤及びアスファルト残油は、芳香族及び/又は極性溶媒と混合されて汚染物質が取り除かれ、必要により、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、及びテトラヒドロフランで洗浄されて、回収及びリサイクルされる吸着剤を清浄化する。溶媒とアスファルトの混合物は、回収及び芳香族又は極性溶媒のリサイクルのために、精留塔に送り込まれる。精留塔からの残油は、濃縮PNA及び汚染物質を含み、さらに適切に処理される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
a.アスファルテンを含む炭化水素油原料を、パラフィン系溶媒及びアタプルガス粘土、アルミナ、シリカ活性炭、及びゼオライト触媒物質からなるグループから選ばれた固体吸着剤物質と共に、撹拌槽へ導入し、 b.パラフィン系溶媒相で形成された固体のアスファルテンを、硫黄及び窒素含有の多核芳香族の分子を前記吸着剤で吸着するのに十分な時間だけ、前記吸着剤と攪拌し、 c.アスファルテン及び吸着剤を含む固相を、油/溶媒混合物から分離し、 d.前記油/溶媒混合物を分離槽へ渡して、脱アスファルト化された油とパラフィン系溶媒とを分離し、前記撹拌槽に再循環させるために溶媒を回収し、 e.芳香族又は極性溶媒と共にアスファルト/吸着剤混合物を濾過槽へ渡して、吸着された化合物を取り除き、固相アスファルトを回収し、及び、 f.芳香族又は極性溶媒混合物を精留塔へ渡して、溶媒を回収すること を含む溶媒脱アスファルト化プロセス。
IPC (1件):
C10G 25/06
FI (1件):
C10G25/06
Fターム (16件):
4H129AA03 ,  4H129BA01 ,  4H129BB01 ,  4H129CA01 ,  4H129CA08 ,  4H129CA11 ,  4H129CA25 ,  4H129DA06 ,  4H129DA07 ,  4H129HA13 ,  4H129HB03 ,  4H129KA19 ,  4H129KB02 ,  4H129NA06 ,  4H129NA09 ,  4H129NA29
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭51-082202
審査官引用 (1件)
  • 特開昭51-082202
引用文献:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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