特許
J-GLOBAL ID:201003037884214987
音響システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
小谷 悦司
, 小谷 昌崇
, 麻野 義夫
, 江川 勝
, 大西 裕人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-159239
公開番号(公開出願番号):特開2010-004129
出願日: 2008年06月18日
公開日(公表日): 2010年01月07日
要約:
【課題】聴取者が部屋のどこに居ても、同じような音響効果が得られるようにする。【解決手段】天井に4個の無指向性平面スピーカFL,FR;SL,SRを聴取者を中心に均等に配置する。そして、その駆動回路10では、2チャネルの入力ステレオ音響信号L,Rを信号処理回路11,12で200〜800Hzの低域成分を強調し、それを相互に逆チャネルの第1の減衰器14,13に入力し、極性反転および3dB減衰して信号L2,R2を作成する。その信号L2,R2を第1の加算器17,18で信号L1,R1に加算した信号L3,R3を、遅延器21,22で20msec遅延した信号L4,R4を後方左右のサラウンド用スピーカSL、SRに与える。一方、信号L4,R4を第2の減衰器15,16で3dBだけ減衰した信号L5,R5を第2の加算器19,20で信号L1,R1に加算した信号L6,R6を、前方左右のメインスピーカFL、FRに与える。【選択図】図2
請求項(抜粋):
複数のスピーカを用い、駆動回路から前記各スピーカに信号処理した音響信号を与えることでサラウンド効果を得るようにした音響システムにおいて、
前記複数のスピーカは、部屋の天井に均等に配置される4個の無指向性平面スピーカから成り、
前記駆動回路は、
音響信号源からの2チャネルのステレオ音響信号L,Rから、予め定める低域成分を強調した信号L1,R1を作成する信号処理回路と、
前記信号L1,R1の極性を反転し、予め定める第1のレベルだけ減衰させた信号L2,R2を得る第1の減衰器と、
前記信号L2,R2を前記信号L1,R1に加算した信号L3,R3を得る第1の加算器と、
前記信号L3,R3を予め定める時間だけ遅延した信号L4,R4を得る遅延器と、
前記信号L4,R4を予め定める第2のレベルだけ減衰させた信号L5,R5を得る第2の減衰器と、
前記信号L1,R1に前記信号L5,R5を加算した信号L6,R6を得る第2の加算器とを備え、
前記信号L6,R6が聴取者前方の左右のスピーカにそれぞれ与えられ、前記信号L4,R4が聴取者後方の左右のスピーカにそれぞれ与えられることを特徴とする音響システム。
IPC (2件):
FI (2件):
H04S5/02 A
, H04R1/02 102A
Fターム (2件):
引用特許:
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