特許
J-GLOBAL ID:201003038126788898

高効率有機光電池のための新しい構造及び基準

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  渡邊 隆 ,  村山 靖彦 ,  実広 信哉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-519542
公開番号(公開出願番号):特表2010-503978
出願日: 2007年07月11日
公開日(公表日): 2010年02月04日
要約:
有機光起電力セルは、アノードとカソードと、そのアノード及びカソードの間の複数の有機半導体層を含む。アノードとカソードの少なくとも1つが透明である。その複数の有機半導体層の各々の2つの隣接する層は直接接触している。その複数の有機半導体層は、光伝導性物質のみから本質的になる中間層と、少なくとも3層の2つの組を含む。少なくとも3層の第一の組は中間層とアノードとの間にある。第一の組の各層は異なる有機半導体物質のみから本質的になり、その有機半導体物質はカソードにより近い複数の有機半導体層のうちの隣接層の物質よりも高いLUMO及び高いHOMOを有する。少なくとも3層の第二の組は中間層とカソードとの間にある。第二の組の各層は異なる有機半導体物質のみから本質的になり、その有機半導体物質はアノードにより近い複数の有機半導体層のうちの隣接層の物質よりも低いLUMO及び低いHOMOを有する。
請求項(抜粋):
アノードとカソード(前記アノードとカソードのうち少なくとも一つは透明である);及び 前記アノードと前記カソードとの間の複数の有機半導体層(前記複数の有機半導体層の各2つの隣接する層は直接接触している) を含む有機光起電力セルであって、 前記複数の有機半導体層が、 最低空軌道(LUMO)と最高被占軌道(HOMO)とを有する光伝導性物質のみから本質的になる中間層; 前記中間層と前記アノードとの間の少なくとも3層の第一の組(前記第一の組の各層は、前記カソードにより近い複数の有機半導体層のうちの隣接する層の物質と比べて、より高いLUMO及びより高いHOMOを有する異なる半導体物質のみから本質的になる);及び 前記中間層と前記カソードとの間の少なくとも3層の第二の組(前記第二の組の各層は、前記アノードにより近い複数の有機半導体層のうちの隣接する層の物質と比べて、より低いLUMO及びより低いHOMOを有する異なる半導体物質のみから本質的になる) を含む、有機光起電力セル。
IPC (1件):
H01L 51/42
FI (1件):
H01L31/04 D
Fターム (12件):
5F051AA11 ,  5F051DA06 ,  5F051DA07 ,  5F051DA18 ,  5F051FA02 ,  5F051GA03 ,  5F151AA11 ,  5F151DA06 ,  5F151DA07 ,  5F151DA18 ,  5F151FA02 ,  5F151GA03

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