特許
J-GLOBAL ID:201003038323978143

交流電動機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 深見 久郎 ,  森田 俊雄 ,  堀井 豊 ,  荒川 伸夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-090157
公開番号(公開出願番号):特開2010-246207
出願日: 2009年04月02日
公開日(公表日): 2010年10月28日
要約:
【課題】電磁騒音の発生をなるべく避けた上でインバータでの温度上昇を抑制するように、同期PWMおよび非同期PWMを適切に使い分けたPWM制御によって交流電動機を制御する。【解決手段】PWMモード選択部280は、通常時は非同期PWMを選択する一方で、インバータ14の素子温度Tswが上昇すると同期PWMを選択する。搬送波制御部270は、PWMモード選択部280によるモード選択に従って、非同期PWM時には搬送周波数fcを電磁騒音が感知され難い比較的高い所定周波数に設定する一方で、同期PWM時には、交流電動機M1の電気角1周期に含まれる搬送波の周期数(キャリア数)kが維持されるように、回転周波数ωeに基づいて搬送周波数fcを設定する。同期PWM時には、搬送周波数fcが非同期PWM時よりも低くなるので、インバータ14でのスイッチングによる電力損失が低減する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
電力用半導体スイッチング素子を含んで構成されたインバータによって印加電圧が制御される交流電動機の制御装置であって、 前記電力用半導体スイッチング素子の素子温度を検出するように構成された温度検出部と、 相電圧指令と搬送波との電圧比較に基づいて前記インバータから前記交流電動機に印加されるパルス幅変調電圧を制御するPWM変調部と、 前記素子温度が所定温度以下のとき第1のモードを選択する一方で、前記素子温度が前記所定温度より高いときに第2のモードを選択するように構成されたPWMモード選択部と、 前記第1のモードの選択時に、所定周波数で前記搬送波を発生する一方で、前記第2のモードの選択時に、前記所定周波数より低く、かつ、前記相電圧指令の周波数のk倍(k:2以上の整数)の周波数で前記搬送波を発生するように制御するための搬送波制御部とを備える、交流電動機の制御装置。
IPC (2件):
H02P 21/00 ,  H02P 27/04
FI (1件):
H02P5/408 C
Fターム (10件):
5H505AA16 ,  5H505BB06 ,  5H505CC04 ,  5H505DD03 ,  5H505DD08 ,  5H505EE41 ,  5H505EE49 ,  5H505HB01 ,  5H505LL44 ,  5H505MM06

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