特許
J-GLOBAL ID:201003038860777022

マルチピースソリッドゴルフボール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 小島 隆司 ,  重松 沙織 ,  小林 克成 ,  石川 武史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-034561
公開番号(公開出願番号):特開2010-194315
出願日: 2010年02月19日
公開日(公表日): 2010年09月09日
要約:
【解決手段】本発明は、ソリッドコアに1層又は2層以上のカバーを被覆してなり、該ソリッドコアが内層コアと外層コアとを有するものであり、上記内層コアが特定の高中和のアイオノマー樹脂組成物を主材として形成され、直径10〜38mm、内層コアを半分に切断し、その断面上の任意の2点間の断面硬度の差が±5以内であると共に、上記外層コアがポリブタジエンゴムを主材とするゴム組成物にて形成され、ソリッドコアの直径が30〜42mmであり、内層コアの中心、内層コアと外層コアとの境界面より1mm外側の外層コア、該境界面より1mm内側の内層コア、及び外層コアの表面における各硬度の合計の値を260〜340の範囲とした関係を特定したマルチピースソリッドゴルフボールを提供する。【効果】本発明のマルチピースソリッドゴルフボールによれば、飛距離を増大させることができ、打感も良好に得ることができる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
ソリッドコアに1層又は2層以上のカバーを被覆してなり、該ソリッドコアが内層コアと外層コアとを有するマルチピースソリッドゴルフボールにおいて、上記内層コアが熱可塑性樹脂を主材として形成され、直径10〜38mm、内層コアを半分に切断し、その断面上の任意の2点間の断面硬度の差が±5以内であると共に、上記外層コアがポリブタジエンゴムを主材とするゴム組成物にて形成され、内層コアと外層コアとを合わせたコアの直径が30〜42mmであり、内層コアのJIS-C硬度での中心硬度を(a)、内層コアと外層コアとの境界面より1mm内側の内層コアのJIS-C硬度での断面硬度を(b)、上記境界面より1mm外側の外層コアのJIS-C硬度での断面硬度を(c)、外層コアのJIS-C硬度での表面硬度(d)とすると、(a)と(b)と(c)と(d)との合計硬度の値が260〜340の範囲であり、かつ上記内層コアが、 (A-I)オレフィン-不飽和カルボン酸-不飽和カルボン酸エステル3元ランダム共重合体及び/又はその金属塩 100〜30質量%、及び(A-II)オレフィン-不飽和カルボン酸2元ランダム共重合体及び/又はその金属塩 0〜70質量%のベース樹脂100質量部に対して、 (B)分子量280〜1500の脂肪酸又はその誘導体 5〜170質量部、 (C)上記(A),(B)成分中の酸基を中和することができる塩基性無機金属化合物 0.1〜10質量部 を混合した樹脂組成物を主材として形成されることを特徴とするマルチピースソリッドゴルフボール。
IPC (2件):
A63B 37/00 ,  A63B 37/04
FI (3件):
A63B37/00 L ,  A63B37/00 R ,  A63B37/04

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