特許
J-GLOBAL ID:201003039522420107

車輌運搬車

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-243831
公開番号(公開出願番号):特開2010-058776
出願日: 2008年09月24日
公開日(公表日): 2010年03月18日
要約:
【課題】荷台傾斜角を緩傾斜角と通常傾斜角とに選択できる車輌運搬車において、荷台を車輌積込み姿勢で支持する支持脚として、非伸縮式のものでは荷台が緩傾斜角姿勢と通常傾斜角姿勢の一方でしか正常に支持できず、油圧伸縮式のものでは設備が繁雑になる。【解決手段】傾斜フレーム3の後傾時に接地する支持脚9として、逆L形部材90を使用し、その横向き腕部90aの後端部を傾斜フレーム後端部に枢支し、逆L形部材90の角部に荷台受けローラ92を取付けて、傾斜フレーム3と荷台4とが平行姿勢状態では荷台受けローラ92上に荷台4が載っていて、下向き脚部90bが傾斜フレーム3に対して下向きに角度略90°方向に向いた姿勢で維持される一方、荷台4が傾斜フレーム3より緩い傾斜姿勢になったときに荷台受けローラ92への荷重が解放されて支持脚9が車輌前方側に揺動するようにしていることにより、上記2通りの荷台傾斜角状態で支持し得る。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
シャシフレーム(11)を有する車輌(1)と、前記シャシフレーム(11)の後端部位置において傾動自在に支持された傾斜フレーム(3)と、該傾斜フレーム(3)上に車輌前後方向に移動自在に支持された荷台(4)と、該荷台(4)を前記傾斜フレーム(3)に対して車輌前後方向に移動させる伸縮シリンダ(51)と、前記傾斜フレーム(3)を傾動させ得るようにした傾動装置(5)と、前記傾斜フレーム(3)の後端部に設置されていて該傾斜フレーム(3)の後傾時に接地して荷台(4)の荷重を支持する支持脚(9)とを備えた車輌運搬車であって、 前記荷台(4)は、前記支持脚(9)が接地した状態で、前記傾斜フレーム(3)に平行な姿勢と該傾斜フレーム(3)の傾斜角より緩い傾斜姿勢とに変位し得るようにし、 前記支持脚(9)は、上部側に前後に向く横向き腕部(90a)と該横向き腕部の前端から下方に延出させた下向き脚部(90b)とを有した逆L形部材(90)を使用し、前記横向き腕部(90a)の後端部を前記傾斜フレーム(3)の後端部において前記下向き脚部(90b)が前後に揺動し得る状態で支軸(91)により枢支し、さらに前記横向き腕部(90a)と下向き脚部(90b)との角部に前記荷台(4)を受ける荷台受けローラ(92)を設けている一方、前記下向き脚部(90b)の下端部に接地ローラ(93)を設けているとともに、 前記傾斜フレーム(3)が後傾動作を開始後、該傾斜フレーム(3)と前記荷台(4)とが平行姿勢を維持している状態では、該荷台(4)が前記荷台受けローラ(92)上に載っていて前記下向き脚部(90b)が前記傾斜フレーム(3)に対して下向きに角度略90°方向に向いた姿勢で維持されている一方、前記接地ローラ(93)が接地後に荷台(4)がさらに後退移動して該荷台(4)が傾斜フレーム(3)より緩い傾斜姿勢になったときに前記荷台受けローラ(92)に対して荷台(4)による押圧力が解除されて前記傾斜フレーム(3)の後部に加わる下動力より前記支持脚(9)が前記支軸(91)を中心にして車輌前方側に揺動するように構成されている、 ことを特徴とする車輌運搬車。
IPC (3件):
B60P 1/32 ,  B60P 1/30 ,  B60P 1/44
FI (3件):
B60P1/32 ,  B60P1/30 Z ,  B60P1/44 B
引用特許:
出願人引用 (2件)

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