特許
J-GLOBAL ID:201003040787999938

緊張係留浮体システム、支援用システム及びこの支援用システムを用いた浮体の曳航方法と設置方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小川 信一 ,  野口 賢照 ,  斎下 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-085546
公開番号(公開出願番号):特開2010-234965
出願日: 2009年03月31日
公開日(公表日): 2010年10月21日
要約:
【課題】上部構造物支持用の浮体の没水部分及び没水面積を小さくすることができて、更に、緊張係留索の上側係留部を水面上に維持して、緊張係留索の取り付け作業、張力調整作業及び保守点検作業等での水中作業を回避できる緊張係留浮体システムを提供する。【解決手段】緊張係留浮体システム1で、上部構造物11の重量を浮力で水面上に支持するための浮体12を、中央柱状体12aと、この下部の水没浮力体12bと、中央柱状体12aから周囲方向に延びる水面上連結体12cと、この水面上連結体12cの端部に配置され、緊張係留索13の上側端部が固定される水面上係留部12dを有して構成すると共に、水面上連結体12cの表面積の全部又は半分以上が静水時に水面より上にあり、水上係留部12dが静水時に水面より上にあるように構成する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
上部構造物を支持するための浮体と、この浮体を係留するための複数本の緊張係留索と、この緊張係留索を水底に固定するための固定用沈底部材とを備えて構成される緊張係留浮体システムにおいて、前記浮体を、前記上部構造物の重量を浮力で支持して、前記上部構造物を水面より上に支持するための中央柱状体と、この中央柱状体の下部に設けられた水没浮力体と、前記中央柱状体から周囲方向に放射状に延びて配置される水面上連結体と、この水面上連結体の端部に配置され、前記緊張係留索の上側端部が固定される水面上係留部を有して構成すると共に、前記水面上連結体の表面積の全部又は半分以上が静水時に水面より上にあり、前記水面上係留部が静水時に水面より上にあるように構成することを特徴とする緊張係留浮体システム。
IPC (2件):
B63B 21/50 ,  B63B 35/00
FI (3件):
B63B21/50 A ,  B63B35/00 T ,  B63B35/00 Z
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 浮体構造物における姿勢制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-085834   出願人:日立造船株式会社
  • 特開昭55-029612
  • 特開昭63-071075
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