特許
J-GLOBAL ID:201003040914475633

適応型視線位置推定方法、適応型視線位置推定装置、プログラム、及び記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 志賀 正武 ,  村山 靖彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-108457
公開番号(公開出願番号):特開2010-257341
出願日: 2009年04月27日
公開日(公表日): 2010年11月11日
要約:
【課題】高速に視線位置の推定をすることができる適応型視線位置推定方法、適応型視線位置推定装置、プログラム、及び記録媒体を提供する。【解決手段】入力映像のフレームである入力画像の中で顕著な特性を持つ空間領域を表示した基礎注目度画像を算出する過程と、現在の入力画像の各位置における顕著性を確率的な表現を用いて表示した確率的基礎注目度画像を基礎注目度画像と前回の確率的基礎注目度画像と逐次更新される確率的基礎注目度母数とから算出する過程と、基礎注目度画像と前回の確率的基礎注目度画像と確率的基礎注目度母数とに基づいて次回に用いる確率的基礎注目度母数を更新する過程と、視線位置確率密度画像を確率的基礎注目度画像と前回の視線位置確率密度画像と視線位置確率密度母数とに基づいて算出する過程と、上述の各過程によって算出される時系列の視線位置確率密度画像を視線位置確率密度映像として出力する過程と、を有する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ある与えられた映像である入力映像から、該入力映像のフレーム内の各位置において人間が視線を向ける確率を示す映像である視線位置確率密度映像を算出する適応型視線位置推定方法において、 前記入力映像のフレームである入力画像に基づいて、該入力画像の中で顕著な特性を持つ空間領域を表示した画像である基礎注目度画像を算出する基礎注目度画像抽出過程と、 現在の前記入力画像の各位置における顕著性を確率的な表現を用いて表示した画像である確率的基礎注目度画像を、前記基礎注目度画像抽出過程によって算出された基礎注目度画像と、前回の前記入力画像から該確率的基礎注目度画像抽出過程によって算出された前記確率的基礎注目度画像と、逐次更新され、視線位置推定に用いる第1の母数である確率的基礎注目度母数とに基づいて算出する確率的基礎注目度画像抽出過程と、 前記基礎注目度画像抽出過程によって算出された基礎注目度画像と、前回の前記入力画像から前記確率的基礎注目度画像抽出過程によって算出された前記確率的基礎注目度画像と、前記確率的基礎注目度母数とに基づいて、前記確率的基礎注目度母数を逐次推定し、推定した結果に基づいて次回の視線位置推定に用いる確率的基礎注目度母数を更新する確率的基礎注目度母数逐次推定過程と、 現在の前記入力画像における前記視線位置確率密度映像のフレームである視線位置確率密度画像を、前記確率的基礎注目度画像抽出過程によって算出された確率的基礎注目度画像と、前回の前記入力画像から該視線位置確率密度画像抽出過程によって算出された前記視線位置確率密度画像と、視線位置推定に用いる第2の母数である視線位置確率密度母数とに基づいて算出する視線位置確率密度画像抽出過程と、 前記基礎注目度画像抽出過程と、前記確率的基礎注目度画像抽出過程と、前記確率的基礎注目度母数逐次推定過程と、前記視線位置確率密度画像抽出過程とを、それぞれの前記入力画像に対して順に繰り返し行うことにより算出される時系列の前記視線位置確率密度画像を前記視線位置確率密度映像として出力する視線位置確率密度映像出力過程と、 を有することを特徴とする適応型視線位置推定方法。
IPC (1件):
G06T 7/00
FI (1件):
G06T7/00 130
Fターム (5件):
5L096CA04 ,  5L096FA32 ,  5L096FA33 ,  5L096FA69 ,  5L096GA30

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