特許
J-GLOBAL ID:201003041024167415

生タイヤの成型方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 杉村 憲司 ,  来間 清志 ,  澤田 達也 ,  冨田 和幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-170148
公開番号(公開出願番号):特開2010-005986
出願日: 2008年06月30日
公開日(公表日): 2010年01月14日
要約:
【課題】熱可塑性樹脂フィルムの単層もしくは積層構造になる、ガスバリア性の薄膜状フィルムインナーライナの取り扱いを容易にし、フィルムインナーライナとゴムシートとの積層体の接合のための特別の接着剤層の塗布や転写積層等を不要にし、作業工程数および、接着剤の使用量の増加を有効に防止し、併せて、積層体の巻付け始端の位置決めを簡易にした生タイヤの成型方法を提供する。【解決手段】幅を揃えたガスバリア性の薄膜状フィルムインナーライナ1と未加硫隣接ゴムシート3とを成型型の全周にわたって巻付けるに当り、端縁がそのフィルムインナーライナ1から突出する未加硫隣接ゴムシート3の突出部分を、成型型への巻付け始端部分4aの一部とし、その突出部分を成型型の表面に粘着させた状態で積層体4の巻付けを開始し、成型型に対する巻付け終端部分4bを、巻付け始端部分4aの内周側に入れ込んで接合させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ガスバリア性の薄膜状フィルムインナーライナと、未加硫隣接ゴムシートとを、それらのそれぞれの、長さ方向の各端縁位置を、それらの延在方向に相互にずらした状態で、接着剤層の介在下で貼着させてなる積層体の一本以上を、成型型の周りに、薄膜状フィルムインナーライナが内側となる姿勢で、成型型の全周にわたって巻付けるに当り、端縁がそのフィルムインナーライナから突出して位置する未加硫隣接ゴムシートのその突出部分を、積層体の、成型型への巻付け始端部分の一部とし、その突出部分を成型型の表面に粘着させた状態で積層体の巻付けを開始し、積層体の、成型型に対する巻付け終端部分を、同一のまたは、他の積層体の巻付け始端部分の内周側に入れ込んで、薄膜状フィルムインナーライナの端部分どうし、および、未加硫隣接ゴムシートの端部分どうしのそれぞれを、成型型の周方向に間隔をおいた位置で直接的に、重ね合わせもしくは突き合わせ接合させる生タイヤの成型方法。
IPC (2件):
B29D 30/30 ,  B60C 5/14
FI (2件):
B29D30/30 ,  B60C5/14 Z
Fターム (7件):
4F212AC03B ,  4F212AH20 ,  4F212VA02 ,  4F212VA10 ,  4F212VD22 ,  4F212VK02 ,  4F212VL08
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特許第3126148号公報
  • 空気入りタイヤおよびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-092590   出願人:横浜ゴム株式会社
  • タイヤ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-105599   出願人:株式会社ブリヂストン

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