特許
J-GLOBAL ID:201003041308508301

車両用ディスクブレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 木戸 一彦 ,  木戸 良彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-076386
公開番号(公開出願番号):特開2010-230043
出願日: 2009年03月26日
公開日(公表日): 2010年10月14日
要約:
【課題】パッドリテーナによって、摩擦パッドのガタつき防止や制動解除時の摩擦パッドを引き戻しを図ると共に、クロンク音の発生を抑制する。【解決手段】パッドリテーナ10に、パッドガイド溝3dのディスク半径方向内側面3fに当接する内側片10fと、摩擦パッド6の耳片6bをディスク半径方向外側に付勢するパッド弾発部10cと、パッドガイド溝3dのディスク半径方向外側面3eに当接する外側片10gと、外側片と内側片とを繋ぐ奥側片10hとを設ける。パッド弾発部10cは、内側片10fの反ディスクロータ側に延設した細長片基部を円弧状に屈曲して弾性ループ部10bを形成し、弾性ループ部10bからディスクロータ方向へ延出した細長片先端部をディスク半径方向外側に向けて傾斜させると共に湾曲状に反り返らせる。内側片10fに、ディスク半径方向外側に突出しパッド弾発部10cを支承するリブ10nを設ける。【選択図】図1
請求項(抜粋):
車体に固設されるキャリパブラケットに、ディスクロータの外縁をディスク軸方向に跨ぐ一対のキャリパ支持腕を延設し、該キャリパ支持腕に、ディスク半径方向外側面とディスク半径方向内側面と当該両側面を結ぶ対向面とを有するコ字状のパッドガイド溝を対向して設け、前記ディスクロータを挟んで配置される摩擦パッドの裏板両側部にそれぞれ突設した耳片をパッドリテーナを介して前記パッドガイド溝にそれぞれ支承し、前記パッドリテーナは、前記ディスクロータ両側のパッドガイド溝に敷設される一対のリテーナ部と、前記ディスクロータの外縁を跨いで、前記一対のリテーナ部を繋ぐ連結片と、前記耳片を反ディスクロータ側に付勢すると共に、ディスク半径方向外側に付勢するパッド弾発部とを備えている車両用ディスクブレーキにおいて、前記リテーナ部は、前記パッドガイド溝のディスク半径方向内側面に沿って配置される内側片と、前記パッドガイド溝のディスク半径方向外側面に沿って配置される外側片と、該外側片と前記内側片とをパッドガイド溝の奥部側で繋いで前記対向面に沿って配置される奥側片とを備え、前記パッド弾発部は、前記内側片の反ディスクロータ側に延設した細長片の基部を、ディスク半径方向外側からディスクロータ方向へ円弧状に屈曲させて弾性ループ部を形成し、該弾性ループ部からディスクロータ方向へ延出した前記細長片の先端部をディスク半径方向外側に向けて傾斜させるとともに、延出方向に沿って湾曲状に反り返らせて形成し、前記内側片に、ディスク半径方向外側に突出して、前記パッド弾発部を支承可能な突起を設けたことを特徴とする車両用ディスクブレーキ。
IPC (1件):
F16D 65/097
FI (2件):
F16D65/097 A ,  F16D65/097 C
Fターム (14件):
3J058AA43 ,  3J058AA48 ,  3J058AA53 ,  3J058AA63 ,  3J058AA69 ,  3J058AA73 ,  3J058AA77 ,  3J058AA83 ,  3J058AA87 ,  3J058BA21 ,  3J058BA23 ,  3J058CA63 ,  3J058CA64 ,  3J058FA01
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • ディスクブレーキ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-100759   出願人:株式会社日立製作所
  • 特許第3934063号
  • 車両用ディスクブレーキ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-011041   出願人:日信工業株式会社

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