特許
J-GLOBAL ID:201003042180062697

鋼管杭の機械式継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤吉 繁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-011731
公開番号(公開出願番号):特開2010-168789
出願日: 2009年01月22日
公開日(公表日): 2010年08月05日
要約:
【課題】低コストで鋼製円柱体の抜け出しが出来る低コストながら信頼性の高い鋼管杭の機械式継手を提供する。【解決手段】円筒状で接合対象の鋼管杭1,2と略同径で、周壁に複数の孔6,7を有する外継手管3と、円筒状で外継手管内径より若干小さい外径で、外継手管の孔と連通する同径の孔を有する内継手管4と、鋼管杭とほぼ同じ外径で、内径が内継手管の外径より若干大きい鋼製外リング9と、外径が孔より若干小さい鋼製円柱体8とで構成し、外継手管を一方の鋼管杭2の端面に固着し、鋼製外リングを内継手管外周に挿入し、鋼管杭、鋼製外リング、内継手管で囲われた空間内を溶接し、この鋼製外リングを介して内継手管をもう一方の鋼管杭1に溶接し、内外継手管の孔が連通する様に外継手管に内継手管を挿入し、鋼製外リングの端面と外継手管の端面とを対向させ、これらの孔に鋼製円柱体を差し込んで内継手管と外継手管とを結合する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
短尺円筒状をなし、接合対象である一対の鋼管杭の外径とほぼ同じ外径を有し、周壁には軸心から直角の方向に向かって放射状に、周壁を貫通した孔が複数個穿かれている外継手管; 同じく短尺円筒状をなし、前記外継手管の内径よりわずかに小さい外径を有し、前記外継手管の孔が形成されている位置と対応する位置の周壁に、軸心から直角の方向に向かって放射状に外継手管の孔と同径の孔が穿かれている内継手管; 外径が前記鋼管杭の外径とほぼ同じで、内径が前記内継手管の外径よりわずかに大きい鋼製外リング; 外径が前記孔よりわずかに小さい鋼製円柱体; とからなり、外継手管を一方の鋼管杭の端面に軸心が一致する様に溶接固着すると共に、鋼製リングを内継手管の一方の端部寄りの外周に挿入し、鋼管杭の端面、鋼製外リングの端面、内継手管の周面にそれぞれ囲われた帯状空間内を溶接金属で満たすことにより、鋼製外リングを介して、内継手管をもう一方の鋼管杭に溶接固着し、外継手管の孔が内継手管の孔と連通する様に外継手管の内径側に内継手管を挿入し、鋼製外リングの端面と外継手管の端面とを対向させた状態で、これら両孔に鋼製円柱体を差し込むことにより、内継手管と外継手管とを結合する様にしたことを特徴とする鋼管杭の機械式継手。
IPC (2件):
E02D 5/24 ,  E02D 5/28
FI (2件):
E02D5/24 103 ,  E02D5/28
Fターム (10件):
2D041AA02 ,  2D041BA19 ,  2D041BA33 ,  2D041BA44 ,  2D041CA01 ,  2D041CB01 ,  2D041CB04 ,  2D041CB06 ,  2D041DB02 ,  2D041DB13

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