特許
J-GLOBAL ID:201003042320717915

負圧湿式スプリンクラーシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 杉山 一夫 ,  岩田 克子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-098588
公開番号(公開出願番号):特開2010-246699
出願日: 2009年04月15日
公開日(公表日): 2010年11月04日
要約:
【課題】 二次側配管の途中部にU字状の折曲部分を形成する場合にあって、末端部側に位置するスプリンクラーヘッドが故障等によって噴出口が開口したとしても、水の放出による損害を回避することができるようにする。【解決手段】 通常時は給水配管4における一次側配管5と二次側配管6の両者に水を充填した状態を維持すると共に、二次側配管6の立ち上げ分岐管6aに一端側を接続し、他端側を吸引装置10に接続した吸引管11と、該吸引管11の二次側配管6との接続部近傍に設けた電磁弁12とからなる負圧状態確保手段13により二次側配管6内の水を負圧状態としてこれを維持するようになす。二次側配管6における弁部7の近傍位置に設けた立ち上げ分岐管6aの他に、末端位置にも立ち上げ分岐管6aを設け、前記負圧状態確保手段13における吸引管11をこれら両立ち上げ分岐管6a、6aに接続する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
個々に独立して作動するスプリンクラーヘッドと、前記スプリンクラーヘッドへ水を給送する送水装置と、前記送水装置に接続された一次側配管、前記スプリンクラーヘッドに接続された二次側配管及びこれら一次側配管と二次側配管との間に設けた、通常時は閉鎖状態を維持する弁部とからなる、前記送水装置とスプリンクラーヘッドとを結ぶ給水配管と、前記スプリンクラーヘッドよりも早い感知機能を有し、スプリンクラーヘッドと同じ階に設置した、火災状態を感知したとき信号を送出する火災感知装置と、前記火災感知装置から発せられる信号を基に前記送水装置と弁部の作動を制御する制御部とをもって構成し、通常時は前記給水配管における一次側配管と二次側配管の両者に水を充填した状態を維持すると共に、前記二次側配管の立ち上げ分岐管に一端側を接続し、他端側を吸引装置に接続した吸引管と、該吸引管の前記二次側配管との接続部近傍に設けた電磁弁とからなる負圧状態確保手段により二次側配管内の水を負圧状態としてこれを維持するようになした負圧湿式スプリンクラーシステムにおいて、前記二次側配管における前記弁部近傍位置と末端位置に夫々立ち上げ分岐管を設け、前記負圧状態確保手段における吸引管をこれらの立ち上げ分岐管に接続したことを特徴とする負圧湿式スプリンクラーシステム。
IPC (1件):
A62C 35/60
FI (1件):
A62C35/60
Fターム (5件):
2E189CA07 ,  2E189CA08 ,  2E189CA10 ,  2E189CB01 ,  2E189CC02
引用特許:
審査官引用 (2件)

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