特許
J-GLOBAL ID:201003042419751031
電動パワーステアリング装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-250034
公開番号(公開出願番号):特開2010-076714
出願日: 2008年09月29日
公開日(公表日): 2010年04月08日
要約:
【課題】レゾルバ等のモータ回転角検出系が故障した場合であっても、操舵補助制御を継続可能とするとともに、操舵トルク方向に対して電動モータの回転方向が逆転するときにおいても、ハンドル振動を起こす可能性を防止または抑制し得る電動パワーステアリング装置を提供する。【解決手段】この電動パワーステアリング装置は、電動モータの各線間逆起電圧の符号関係の情報に基づいて、電動モータの位置検出に必要な相対角量とその回転すべき相対角積算方向とを代替となる相対角度情報として決定する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
操舵系に対して操舵補助力を発生する電動モータと、前記操舵系に伝達される操舵トルクを検出するトルク検出手段と、前記操舵系に対する操舵量に応じた前記電動モータの相対角度情報を決定するモータ相対角度決定手段と、前記トルク検出手段で検出した操舵トルク及び前記電動モータの位置検出器にて検出した回転電気角、及び前記モータ相対角度決定手段で決定した相対角度情報に応じて、前記電動モータを駆動制御する制御手段とを備える電動パワーステアリング装置であって、
前記モータ相対角度決定手段は、前記操舵系に対する操舵量に応じた前記電動モータの相対角度情報を算出するモータ相対角度情報算出部と、該モータ相対角度情報算出部から相対角度情報を得られないときであっても、電動モータの各線間逆起電圧とその符号関係の情報に基づいて、前記電動モータの位置検出に必要な相対角量とその回転すべき相対角積算方向とを、代替となる相対角度情報として生成し、代替相対角度情報より推定電気角度を求める代替相対角度情報算出部とを備え、
前記代替相対角度情報算出部は、
前記電動モータの各線間逆起電圧の符号関係に基づいて、前記電動モータが所定方向に回転したときを基準として電気角度を60°毎に区分した推定絶対角領域を算出するとともに、その算出した推定絶対角領域の中間角度を出力する絶対角領域設定手段と、
前回算出した推定電気角度および前回算出した相対角度情報に基づいて、現在の推定電気角度相当である仮推定電気角度を推定電気角度情報として演算し、当該推定電気角度情報と前記推定絶対角領域の中間角度の±90°の範囲である判定用角度領域とを比較して、前記推定電気角度情報が、前記判定用角度領域の範囲内であれば、前記所定方向を相対角積算方向とし、前記判定用角度領域の範囲外であれば、前記所定方向の逆方向を相対角積算方向とする領域判定手段とを有することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
IPC (4件):
B62D 6/00
, B62D 5/04
, H02P 21/00
, H02P 27/04
FI (3件):
B62D6/00
, B62D5/04
, H02P5/408 A
Fターム (39件):
3D232CC33
, 3D232CC42
, 3D232DA15
, 3D232DA23
, 3D232DA63
, 3D232DA64
, 3D232DA65
, 3D232DA66
, 3D232DC01
, 3D232DC02
, 3D232DC03
, 3D232DC04
, 3D232DC08
, 3D232DC21
, 3D232DC28
, 3D232DC35
, 3D232DD05
, 3D232DD10
, 3D232DD17
, 3D232DE02
, 3D232EA01
, 3D232EB11
, 3D232EC23
, 3D232GG01
, 3D233CA03
, 3D233CA13
, 3D233CA16
, 3D233CA21
, 5H505AA16
, 5H505CC04
, 5H505DD03
, 5H505DD05
, 5H505DD06
, 5H505EE08
, 5H505GG04
, 5H505HB01
, 5H505LL25
, 5H505LL54
, 5H505LL58
引用特許:
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