特許
J-GLOBAL ID:201003042610204350

風力発電システム、及び風力発電システムの失速制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐野 禎哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-044012
公開番号(公開出願番号):特開2010-200533
出願日: 2009年02月26日
公開日(公表日): 2010年09月09日
要約:
【課題】大型化及び大幅なコストアップを招来することなく、制御応答の速い失速制御が可能な風力発電システムを提供する。 【解決手段】風車1の回転数の変化に対し常に発電機2から出力を取り出す機能を有する制御部Cに、発電機2の出力電力と出力電力の時間微分との関係で定まる失速領域に基づいて予め定められた失速境界条件を記憶する失速境界条件記憶手段C1と、発電機2の動作点を探しにいく毎に出力電力の時間微分又は出力電流の時間微分を算出して当該動作点における出力電力と算出した出力電力の時間微分との関係が失速境界条件を満たすか否かによって失速領域であるか否かを判定する失速領域判定手段C2と、失速領域判定手段C2により失速領域であると判定した場合に発電機2の負荷を開放又は軽減する負荷開放手段C3とを設けた風力発電システムXにした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
風力で回転する風車と、 当該風車の回転エネルギーを電気エネルギーに変える発電機と、 前記風車の回転数の変化に応じて前記発電機から出力を取り出す機能を有し、且つ前記風車の失速を制御する制御部とを具備した風力発電機システムであり、 前記制御部が、 前記発電機の出力電力と出力電力の時間微分との関係で定まる前記風車の失速領域、又は前記発電機の出力電流と出力電流の時間微分との関係で定まる前記風車の失速領域に基づいて予め定められた失速境界条件を記憶する失速境界条件記憶手段と、 当該制御部における発電工程において前記発電機の動作点を探しにいく毎に出力電力の時間微分又は出力電流の時間微分を算出し、当該動作点における出力電力と算出した出力電力の時間微分との関係、又は当該動作点における出力電流と算出した出力電流の時間微分との関係が前記失速境界条件記憶手段に記憶されている失速境界条件を満たすか否かによって失速領域であるか否かを判定する失速領域判定手段と、 前記失速領域判定手段により失速領域であると判定した場合に前記発電機の負荷を開放又は軽減する負荷開放手段とを備えたものであることを特徴とする風力発電システム。
IPC (2件):
H02P 9/00 ,  F03D 7/00
FI (3件):
H02P9/00 F ,  F03D7/00 ,  H02P9/00 A
Fターム (36件):
3H078AA02 ,  3H078AA26 ,  3H078BB04 ,  3H078BB11 ,  3H078CC22 ,  3H078CC56 ,  3H078CC73 ,  5H590AA02 ,  5H590AA04 ,  5H590AA21 ,  5H590BB04 ,  5H590CA14 ,  5H590CC24 ,  5H590CD01 ,  5H590CE01 ,  5H590CE05 ,  5H590EB30 ,  5H590FA08 ,  5H590FB03 ,  5H590FC12 ,  5H590FC17 ,  5H590FC21 ,  5H590FC22 ,  5H590FC23 ,  5H590GA02 ,  5H590GA04 ,  5H590GB05 ,  5H590HA02 ,  5H590HA04 ,  5H590HA06 ,  5H590HA27 ,  5H590JA02 ,  5H590JA13 ,  5H590JA14 ,  5H590JB02 ,  5H590JB16
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 小型風力発電システムにおける失速時制御法

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