特許
J-GLOBAL ID:201003042697831615
シリンダとピストンの組み合わせ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
石川 泰男
, 石橋 良規
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-086289
公開番号(公開出願番号):特開2010-236444
出願日: 2009年03月31日
公開日(公表日): 2010年10月21日
要約:
【課題】内壁面に凹部が設けられたシリンダに最適であり、低摩擦性、耐摩耗性、耐スカッフ性に優れたシリンダとピストンの組み合わせを提供すること。【解決手段】 シリンダを、その内壁面のうち、前記ピストンの上死点における最下位のピストンリングのリング溝の下面位置から、前記ピストンの下死点における最上位のピストンリングのリング溝の上面位置までの間の領域である行程中央部領域に複数の凹部が形成されており、前記行程中央部領域の面積を100%としたときの、全凹部の面積の合計が1〜80%の範囲内であり、かつ、当該行程中央部領域における、シリンダ周方向の全ての断面には、前記複数の凹部のうち少なくとも一つの凹部が形成されており、前記シリンダの内壁面の、前記行程中央部領域以外の領域には前記凹部が形成されていないシリンダとし、ピストンを、前記シリンダの内壁面を摺動し、ピストンにおけるピストンスカート部は、その表面の十点平均粗さRzが6μm以下であるピストンとする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
シリンダとピストンとの組み合わせであって、
前記シリンダは、
その内壁面のうち、前記ピストンの上死点における最下位のピストンリングのリング溝の下面位置から、前記ピストンの下死点における最上位のピストンリングのリング溝の上面位置までの間の領域である行程中央部領域に複数の凹部が形成されており、
前記行程中央部領域の面積を100%としたときの、全凹部の面積の合計が1〜80%の範囲内であり、
かつ、当該行程中央部領域における、シリンダ周方向の全ての断面には、前記複数の凹部のうち少なくとも一つの凹部が形成されており、
前記シリンダの内壁面の、前記行程中央部領域以外の領域には前記凹部が形成されていないシリンダであり、
前記ピストンは、
前記シリンダの内壁面を摺動し、
ピストンにおけるピストンスカート部は、その表面の十点平均粗さRzが6μm以下であることを特徴とするシリンダとピストンの組み合わせ。
IPC (4件):
F02F 1/00
, F02F 3/00
, F16J 10/04
, F16J 1/04
FI (4件):
F02F1/00 C
, F02F3/00 L
, F16J10/04
, F16J1/04
Fターム (14件):
3G024AA23
, 3G024FA07
, 3G024GA10
, 3G024GA14
, 3J044AA02
, 3J044AA12
, 3J044BA01
, 3J044BB39
, 3J044BC04
, 3J044BC06
, 3J044BC13
, 3J044CA13
, 3J044CC03
, 3J044DA09
引用特許:
審査官引用 (4件)
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摺動部材およびその製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-325198
出願人:マツダ株式会社
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エンジン
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-328100
出願人:トヨタ自動車株式会社, 帝国ピストンリング株式会社
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特開昭48-082212
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低摩擦摺動部材
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-033277
出願人:日産自動車株式会社
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