特許
J-GLOBAL ID:201003043655423300
データ処理方法、データ処理装置およびデータ処理プログラム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
磯野 道造
, 多田 悦夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-057380
公開番号(公開出願番号):特開2010-211557
出願日: 2009年03月11日
公開日(公表日): 2010年09月24日
要約:
【課題】データ処理システムにおいて、ある組織が利用する固有項目を変更したときに他の組織やデータ処理システムの運用に与える影響を小さくする。【解決手段】複数の組織が共有する情報を格納するRDBMS230を有するデータ処理装置200と、組織のいずれかがデータ処理装置200のRDBMS230に格納された情報を使用する際に用いられデータ処理装置200と通信可能に接続される業務アプリケーション実行装置250,260および270と、を備えるデータ処理システム10000におけるデータ処理装置200において、データ処理装置200で管理する固有項目表220は、組織追加などの場合でも変わらない構造となっている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数の組織が共有する情報を格納するRDBMS(Relational Data Base Management System)を有するデータ処理装置と、前記組織のいずれかが前記データ処理装置のRDBMSに格納された前記情報を使用する際に用いられ前記データ処理装置と通信可能に接続される業務アプリケーション実行装置と、を備えるデータ処理システムにおける前記データ処理装置によるデータ処理方法であって、
前記情報は、ID(IDentification)によって識別され、複数のデータ項目から構成されており、
前記データ処理装置は、
前記IDと、前記複数の組織に共通のデータ項目である共通項目の値である共通項目値と、を格納する共通項目情報、および
前記IDと、前記組織の名前である組織名と、前記組織名に対応する組織が参照・更新するデータ項目である固有項目の名前である固有項目名と、前記固有項目の値である固有項目値と、を格納する固有項目情報、を前記RDBMSに記憶しており、
前記業務アプリケーション実行装置から入力された、前記共通項目と前記固有項目とが区別なく混在して指定された出力項目名と、前記共通項目と前記固有項目とが区別なく混在した検索条件式と、前記組織名と、に基づいて、前記共通項目と前記固有項目とが混在したレコードを前記業務アプリケーション実行装置に出力するテーブル仮想化部を備えており、
前記テーブル仮想化部において、
項目種別判定処理部が、入力された前記出力項目名および前記検索条件式に含まれるデータ項目が共通項目であるか固有項目であるかの項目種別を、前記共通項目情報を参照して判定し、
固有項目参照変換処理部が、前記項目種別判定処理部で固有項目と判定されたデータ項目について、前記固有項目情報における組織名と固有項目名が、入力された前記組織名および前記固有項目と判定されたデータ項目の固有項目名と一致する部分を検索する固有項目検索条件式を作成し、
共通項目参照変換処理部が、入力された前記検索条件式から、前記項目種別判定処理部で共通項目と判定されたデータ項目を残した共通項目検索条件式を作成し、
レコード出力処理部が、前記共通項目検索条件式を用いて前記共通項目情報から取り出したレコードと、当該レコードと同一IDを持ち、かつ前記固有項目検索条件式を用いて前記固有項目情報から取り出した固有項目値とを、前記出力項目名に基づいて連結して、前記共通項目と前記固有項目とが混在したレコードとして出力する
ことを特徴とするデータ処理方法。
IPC (3件):
G06F 17/30
, G06F 12/00
, G06Q 10/00
FI (4件):
G06F17/30 180D
, G06F12/00 513D
, G06F17/60 174
, G06F17/30 330B
Fターム (3件):
5B075PP26
, 5B075QT06
, 5B082GA08
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