特許
J-GLOBAL ID:201003043692059449
低温用鋼板の溶接方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-016061
公開番号(公開出願番号):特開2010-172911
出願日: 2009年01月28日
公開日(公表日): 2010年08月12日
要約:
【課題】溶接部の溶存酸素量を低減することができ、深い溶け込みを得ることができる低温用鋼板の溶接方法を提供する。【解決手段】本発明の低温用鋼板の溶接方法は、開先形状がルート面及び開先角度を有する低温用鋼板の突合せ継手の溶接方法であって、レーザトーチを先行させて、プラズマミグ溶接トーチを後行させて溶接を行う。レーザトーチから被溶接物の溶接継手のルート部にレーザ光を照射してプラズマミグ溶接を行って溶接ビードの第一層を形成し、次に、レーザ光を少なくとも開先側面を溶かす幅で、かつ、開先側面を隙間無く溶かす周波数でウィービングさせて照射してプラズマミグ溶接を行って第一層の上に第二層を形成する。この結果、小さい歪みで深い溶け込みが確保され、開先側面部も充分な溶け込みが得られた溶着率の高く溶存酸素量の少ない溶接ビードを形成することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
開先形状がルート面及び開先角度を有する低温用鋼板の突合せ継手の溶接方法であって、
レーザトーチを先行させて、非消耗のプラズマ電極と被溶接物との間にプラズマアークを発生させ、前記プラズマ電極内に溶接ワイヤを送給して前記溶接ワイヤと前記被溶接物との間にミグアークを発生させるプラズマミグ溶接トーチを後行させて溶接を行う低温用鋼板の溶接方法において、
前記レーザトーチから前記被溶接物の溶接継手のルート部にレーザ光を照射して前記ルート面の上端から下端まで溶かしてプラズマミグ溶接を行って溶接ビードの第一層を形成し、
次に、前記レーザ光を少なくとも開先側面を溶かす幅で、かつ、前記開先側面を隙間無く溶かす周波数でウィービングさせて照射して前記プラズマミグ溶接を行って前記第一層の上に第二層を形成することを特徴とする低温用鋼板の溶接方法。
IPC (2件):
FI (2件):
B23K26/20 310C
, B23K10/02 B
Fターム (10件):
4E001BB11
, 4E001CA05
, 4E001DF04
, 4E068BA01
, 4E068BC01
, 4E068BE00
, 4E068CA08
, 4E068CD06
, 4E068DA14
, 4E068DB01
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