特許

J-GLOBAL ID：201003043900771204

アルミニウム合金線

発明者： 草刈 美里 ,  中井 由弘 ,  西川 太一郎 ,  高木 義幸 ,  大塚 保之
出願人/特許権者： 住友電気工業株式会社 ,  株式会社オートネットワーク技術研究所 ,  住友電装株式会社 ,  富山住友電工株式会社
代理人 (1件)： 山野 宏
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2009-069791
公開番号（公開出願番号）：特開2010-067591
出願日： 2009年03月23日
公開日（公表日）： 2010年03月25日
要約：

【課題】高靭性及び高導電率であるアルミニウム合金、アルミニウム合金線、アルミニウム合金撚り線、被覆電線、及びワイヤーハーネス、並びにアルミニウム合金線の製造方法を提供する。【解決手段】アルミニウム合金線は、Feを0.005質量%以上2.2質量%以下含有し、残部がAl及び不純物からなる。更に、質量%で、Mg、Si、Cu、Zn、Ni、Mn、Ag、Cr、及びZrから選択される1種以上の添加元素を合計で0.005質量%以上1.0質量%以下含有してもよい。このAl合金線は、導電率が58%IACS以上であり、かつ伸びが10%以上である。このAl合金線は、鋳造→圧延→伸線→軟化処理という工程を経て製造される。軟化処理を施すことで、伸びや耐衝撃性といった靭性に優れるため、ワイヤーハーネスを組み付ける際に端子部近傍で電線が破断することを低減することができる。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

導体に利用されるアルミニウム合金線であって、 Feを0.005質量%以上2.2質量%以下含有し、残部がAl及び不純物からなり、 導電率が58%IACS以上であり、 伸びが10%以上であることを特徴とするアルミニウム合金線。

IPC (10件)：

H01B 5/02 ,  C22C 21/00 ,  C22F 1/04 ,  C22F 1/02 ,  H01B 1/02 ,  H01B 5/08 ,  H01B 7/00 ,  H01B 13/00 ,  B22D 11/00 ,  B22D 11/12

FI (10件)：

H01B5/02 Z ,  C22C21/00 A ,  C22F1/04 F ,  C22F1/02 ,  H01B1/02 B ,  H01B5/08 ,  H01B7/00 301 ,  H01B13/00 501D ,  B22D11/00 E ,  B22D11/12 A

Fターム (17件)：

5G301AA01 ,  5G301AA03 ,  5G301AA07 ,  5G301AA08 ,  5G301AA09 ,  5G301AA12 ,  5G301AA13 ,  5G301AA14 ,  5G301AA19 ,  5G301AA23 ,  5G301AA24 ,  5G301AB02 ,  5G301AD01 ,  5G307CA03 ,  5G307CB01 ,  5G307EA01 ,  5G309AA11

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開昭51-039559
  
• 特開昭52-011112
  
• 特開昭53-135811
  
• 自動車の導電線用アルミニウム合金及びその合金線材の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2004-157112   出願人：日本軽金属株式会社, アルミニウム線材株式会社