特許
J-GLOBAL ID:201003044361458390

車両用シート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人岡田国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-265090
公開番号(公開出願番号):特開2010-095020
出願日: 2008年10月14日
公開日(公表日): 2010年04月30日
要約:
【課題】表皮カバーが力布の張力によってクッションパッドの孔内に引き込まれるのを防止する。【解決手段】シートバック2のクッションパッド2Bの表面部には、その背裏部に配設されたエアバッグユニット4から膨張展開するエアバッグ4Bの展開経路となる貫通孔Baが形成され、クッションパッド2Bに張設された表皮カバー2Cは、そのエアバッグ4Bの展開圧に押圧されて破断する継ぎ目の縫合部Ccが、貫通孔Baの開口部に臨んで配置され、この継ぎ目の縫合された端部には、伸張率の低い面状のインナー側力布2Dの前端部が縫合されている。インナー側力布2Dは、貫通孔Ba内に通されてエアバッグユニット4の周囲を覆うように敷設され、エアバッグユニット4が固定されたサイドフレームAaに係止されて、表皮カバー2Cをクッションパッド2Bの貫通孔Ba内に引き込まないように弛んだ状態で設けられている。【選択図】図3
請求項(抜粋):
シートバックのクッションパッドの背裏部にエアバッグユニットが配設された車両用シートであって、 前記クッションパッドの表面部にはその背裏部に配設されたエアバッグユニットから膨張展開するエアバッグの展開経路となる貫通孔が形成されており、該クッションパッドの表面部には面状の表皮カバーが張設されており、該表皮カバーはその前記エアバッグの展開圧により押圧されて破断する継ぎ目の縫合ラインが前記貫通孔の開口領域或いはその周辺領域に配置されており、該表皮カバーの継ぎ目の縫合された端部には該表皮カバーの背裏部に配されて機能する該表皮カバーよりも伸び難い布が縫合されて結合されており、該布は前記クッションパッドに形成された貫通孔の孔内に通されて前記エアバッグユニットの周囲を覆うように敷設されて該エアバッグユニットが固定された骨格フレームに係止されるようになっており、該布はその端部に縫合された表皮カバーを前記クッションパッドの貫通孔内に引き込まないように弛んだ状態で設けられていることを特徴とする車両用シート。
IPC (3件):
B60R 21/20 ,  B68G 7/05 ,  B60N 2/42
FI (3件):
B60R21/22 ,  B68G7/05 B ,  B60N2/42
Fターム (5件):
3B087CD05 ,  3B087DE03 ,  3D054AA21 ,  3D054BB24 ,  3D054FF17
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)

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