特許
J-GLOBAL ID:201003047128901119

移動式炉心内計装装置の検出感度校正システム及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 波多野 久 ,  関口 俊三 ,  猿渡 章雄 ,  河村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-005019
公開番号(公開出願番号):特開2010-164338
出願日: 2009年01月13日
公開日(公表日): 2010年07月29日
要約:
【課題】検出器の走査完了時間を全体として短縮して原子炉の起動時間を短縮できること。【解決手段】複数のTIP検出器5の検出感度を校正するTIP装置20の検出感度校正システムにおいて、所定のTIP検出器5を所定のLPRMストリング11の案内管4へ挿入し走査させるTIP駆動装置8と、所定のTIP検出器5を所定のLPRMストリング11の案内管へ挿入し走査させる駆動信号をTIP駆動装置へ出力すると共に、これら複数のTIP検出器5がコモンストリング13の案内管を走査したときの計測値データから各TIP検出器5の検出感度校正係数を演算して、各TIP検出器5の中性子束検出感度を校正するプロセス計算機6及びTIP制御盤7とを有し、このプロセス計算機6は、複数のTIP検出器5をコモンストリング13の案内管と、このコモンストリング13以外のLPRMストリング11の案内管とへ同時に挿入させ走査させる駆動信号をTIP駆動装置へ出力するものである。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
原子炉の炉心に、炉心軸方向に延びる案内管を備えた局所出力領域モニタのストリングが多数配置され、これらのストリングが複数の群に区画され、各群に対応して設けられた複数の検出器が複数の群の前記ストリングの前記案内管に挿入され走査されることで、炉心軸方向の中性子束分布を測定する移動式炉心内計装装置であって、 複数の前記検出器の全てが挿入可能な案内管を備えたコモンストリングの当該案内管に複数の前記検出器を挿入し走査させることで、これら複数の検出器の検出感度を校正する移動式炉心内計装装置の検出感度校正システムにおいて、 所定の前記検出器を所定の前記ストリングの前記案内管へ挿入し走査させる駆動手段と、 所定の前記検出器を所定の前記ストリングの前記案内管へ挿入し走査させる駆動信号を前記駆動手段へ出力すると共に、複数の前記検出器からの計測値データを格納し、これら複数の検出器が前記コモンストリングの前記案内管を走査したときの計測値データから前記各検出器の検出感度校正係数を演算して、これら各検出器の検出感度を校正する制御演算手段とを有し、 この制御演算手段は、複数の前記検出器を前記コモンストリングの前記案内管と、このコモンストリング以外の前記ストリングの前記案内管とへ同時に挿入させて走査させる駆動信号を前記駆動手段へ出力するよう構成されたことを特徴とする移動式炉心内計装装置の検出感度校正システム。
IPC (2件):
G21C 17/10 ,  G21C 17/108
FI (2件):
G21C17/10 U ,  G21C17/10 H
Fターム (8件):
2G075AA03 ,  2G075BA03 ,  2G075BA04 ,  2G075CA49 ,  2G075DA01 ,  2G075FB06 ,  2G075FB07 ,  2G075GA15
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-174396
  • 特開昭61-091597

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