特許
J-GLOBAL ID:201003047853573313
内燃機関における複リンク式ピストンクランク機構の潤滑装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
後藤 政喜
, 藤井 正弘
, 三田 康成
, 飯田 雅昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-170109
公開番号(公開出願番号):特開2010-007620
出願日: 2008年06月30日
公開日(公表日): 2010年01月14日
要約:
【課題】アッパピンとアッパリンクとの連結部の潤滑性向上に好適な内燃機関における複リンク式ピストンクランク機構の潤滑装置を提供する。【解決手段】内燃機関における複リンク式ピストンクランク機構の潤滑装置であり、ピストン3の上死点からの下降行程におけるアッパリンク5の他端のボス部5Aに向かって、下方より潤滑油を噴射するオイルジェット30を設けると共に、前記アッパリンク5の他端のボス部5Aに前記オイルジェット30から噴射された潤滑油をアッパピン6との軸受け嵌合部に導入する導入通路としての油穴21を形成し、前記ピストン3の下降行程において、アッパリンク5のボス部5Aに設けた導入通路を介して、前記オイルジェット30より噴射された潤滑油を、アッパピン6との軸受け嵌合部に導入するようにした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ピストンにピストンピンを介して一端が連結されたアッパリンクと、このアッパリンクの他端のボス部に軸受け嵌合するアッパピンを介して連結され、且つクランクシャフトのクランクピンに連結されたロアリンクと、一端が機関本体側に揺動可能に支持され、かつ他端が前記ロアリンクにコントロールピンを介して連結されたコントロールリンクと、を備え、前記ロアリンクは、前記クランクピンが嵌合する略中央のクランクピン軸受部と、一端部において前記アッパリンクのボス部両端から突出するアッパピンの両端を圧入保持する二股部分と、他端部において前記コントロールピンに連結される連結部分と、を備える内燃機関における複リンク式ピストンクランク機構の潤滑装置であって、
前記ピストンの上死点からの下降行程におけるアッパリンクの他端のボス部に向かって、下方より潤滑油を噴射するオイルジェットを設けると共に、前記アッパリンクの他端のボス部に前記オイルジェットから噴射された潤滑油をアッパピンとの軸受け嵌合部に導入する導入通路を形成し、
前記ピストンの下降行程において、アッパリンクのボス部に設けた導入通路を介して、前記オイルジェットより噴射された潤滑油を、アッパピンとの軸受け嵌合部に導入することを特徴とする内燃機関における複リンク式ピストンクランク機構の潤滑装置。
IPC (4件):
F02B 75/32
, F02B 75/04
, F01M 1/06
, F01M 1/08
FI (5件):
F02B75/32 A
, F02B75/04
, F01M1/06 B
, F01M1/08 C
, F01M1/08 E
Fターム (8件):
3G013AA00
, 3G013BA02
, 3G013BB02
, 3G013BB18
, 3G013BC02
, 3G013BD31
, 3G013CA06
, 3G013EA02
引用特許:
出願人引用 (2件)
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レシプロ式内燃機関
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-037380
出願人:日産自動車株式会社
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内燃機関の複リンク機構
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-247194
出願人:日産自動車株式会社
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