特許
J-GLOBAL ID:201003048198225303

磁性体検知機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 信雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-184266
公開番号(公開出願番号):特開2010-025599
出願日: 2008年07月15日
公開日(公表日): 2010年02月04日
要約:
【課題】 MRI診断装置の強力な磁石に磁性体が吸引されないように告知する手段として、ゲートを通過しない磁性体の検知値を抑制する演算処理によって、使用者に対して適切な告知を行う磁性体検知機の提供を図る。【解決手段】 磁束密度の変化の検出感度を高めるために複数の磁気センサをゲートの前後左右に備え、その交流信号成分を演算して各磁気センサの直流バラツキを除去し、遠方磁性体によって発生する同相信号成分を除去演算し、ゲート方向に移動しない磁性体を抑制するために前後に配置した磁気センサの信号の比率によって演算し、ゲート外を通過する磁性体を抑制するために左右単位での同相信号成分から係数を演算し、移動方向との移動速度の違いによる波高値の大きさと変動時間の違いを絶対値を演算してから積分演算することによって、ゲートを通過する近傍の磁性体のみを検出対象とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ゲート内を通過する磁性体を検知するための磁性体検知機であって、 センサ部と、演算部と、告知機能と、からなり、 センサ部は、少なくとも一以上の磁気センサを備えるセンサユニットが検知物の進行方向に対して前後に配置された構成となっており、 演算部は、交流成分演算部と、同相信号除去部と、前後比率演算部と、積分部と、判定部と、から構成されており、 交流成分演算部は、積分演算機能と減算演算機能とを備えた磁気センサと同数の交流演算からなり、 同相信号除去部は、減算演算機能を備えた磁気センサと同数の同相演算と、加算演算機能と、除算演算機能からなり、 前後比率演算部は、加算演算機能と比率演算機能と乗算演算機能と絶対値演算機能とを備えた磁気センサの半数の比率演算と、加算演算機能からなり、 積分部は、積分演算機能からなり、 判定部は、閾値を入力する閾値入力機能と、比較演算機能からなり、 告知機能は、所定手段により使用者に対して警告を告知する構成となっており、 複数の磁気センサを同時に動作させ、各磁気センサの検出信号の積分値を夫々交流成分演算部の積分演算機能で求め、夫々の検出信号とその積分値の減算値を交流成分演算部の減算演算機能で求め、得られた夫々減算値の加算値を同相信号除去部の加算演算機能で求め、得られた夫々加算値の除算値を同相信号除去部の除算演算機能で求め、夫々の減算値と除算値との減算値(第二減算値)を同相信号除去部の減算演算機能で求め、前後夫々2個の磁気センサの第二減算値の加算値(第二加算値)を前後比率演算部の加算演算機能で求め、前後夫々2個の磁気センサの第二減算値の比率を前後比率演算部の比率演算機能で求め、前後夫々の第二加算値と比率との乗算値を前後比率演算部の乗算演算機能で求め、得られた前後夫々の乗算値の絶対値を前後比率演算部の絶対値演算機能で求め、得られた全ての絶対値の加算値(第三加算値)を前後比率演算部の加算演算機能で求め、得られた第三加算値の積分値(第二積分値)を積分部の積分演算機能で求め、閾値を判定部の閾値入力機能で入力し、第二積分値と閾値との判定値を判定部の比較演算機能で求め、得られた判定値によって告知機能を動作することを特徴とする磁性体検知機。
IPC (1件):
G01V 3/10
FI (1件):
G01V3/10 J
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 磁性体検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-235507   出願人:メモレツクス・テレツクス株式会社

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