特許
J-GLOBAL ID:201003048555430441

電源重畳多重通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 三好 秀和 ,  岩▲崎▼ 幸邦 ,  川又 澄雄 ,  伊藤 正和 ,  高橋 俊一 ,  高松 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-267786
公開番号(公開出願番号):特開2010-098529
出願日: 2008年10月16日
公開日(公表日): 2010年04月30日
要約:
【課題】通信信号のレベルの減衰を抑制し、且つノイズの影響を抑制することが可能な電源重畳多重通信システムを提供する。【解決手段】バッテリ11とECU12a,12bを接続する電源線を2本に分割し、送信側の通信装置14では、一方の電源線L2aに信号(正転信号)を重畳し、他方の電源線L2bには通信信号の位相を180°ずらした信号(反転信号)を重畳する。そして、受信側の通信装置14では、各電源線L2a,L2bを介して伝送された通信信号の差分信号を取得する。そして、各電源線L2a,L2bより得られる通信信号は、互いに位相が180°ずれているので、差分信号は正転信号を増幅した信号となる。その結果、信号レベルの減衰を抑制することができ、且つ2本の電源線L2a,L2bは近接した位置に設けられるので、ノイズの影響を回避することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
直流電源と制御ユニットを接続する電源線に複数の通信装置を接続し、該電源線を用いて各通信装置間での通信信号の送受信を行う電源重畳多重通信システムにおいて、 前記電源線を2本に分割し、且つ各電源線の分岐点に前記通信信号のキャリア周波数帯域で高インピーダンスとなる素子を設け、 前記各通信装置は、前記2本の電源線の双方に接続され、更に、 前記各電源線を介して伝送される電力信号と通信信号とを分離する分離手段と、 前記分離手段で分離された各電源線の通信信号の差分を演算し、この差分を受信信号とする差動受信手段と、 前記2本に分割された電源線のうち、一方の電源線に通信信号を重畳し、且つ、他方の電源線に、前記通信信号の位相を180°ずらして重畳する差動送信手段と、 前記分離手段で分離された電力信号を受信する電源手段と、 を備えたことを特徴とする電源重畳多重通信システム。
IPC (1件):
H04B 3/54
FI (1件):
H04B3/54
Fターム (5件):
5K046AA03 ,  5K046PS03 ,  5K046PS24 ,  5K046PS31 ,  5K046PS54
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 電力線通信方法及び装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-219750   出願人:株式会社デンソー, 株式会社日本自動車部品総合研究所

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