特許
J-GLOBAL ID:201003048774036201

船外機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-101157
公開番号(公開出願番号):特開2010-247750
出願日: 2009年04月17日
公開日(公表日): 2010年11月04日
要約:
【課題】トルクコンバータを備え、加速終了後に生じる減速感をトリム角を調整することで軽減させると共に、その後トリム角を必要に応じて初期角度に戻すようにした船外機の制御装置を提供する。【解決手段】内燃機関(エンジン)とドライブシャフトの間に介挿されるトルクコンバータと、船体に対するトリム角を調整するトリム角調整機構とを備える船外機の制御装置において、トルクコンバータの入力回転数と出力回転数からトルクコンバータの速度比eを算出し、算出された速度比eが所定値erefb以上のとき(時点t3)、トリム角調整機構を作動させてトリム角θtrmを所定角度に調整すると共に、トリム角θtrmを所定角度に調整した後、スロットル弁が閉弁方向に駆動されていると判断されるとき(時点t5)、トリム角調整機構を作動させてトリム角θtrmを初期角度に戻す。【選択図】図10
請求項(抜粋):
内燃機関とプロペラを接続するドライブシャフトと、前記内燃機関と前記ドライブシャフトの間に介挿されるトルクコンバータと、船体に対するトリム角を調整するトリム角調整機構とを備える船外機の制御装置において、 a.前記トルクコンバータの入力回転数と出力回転数を検出し、前記検出された入力回転数と出力回転数から前記トルクコンバータの速度比を算出する速度比算出手段と、 b.前記内燃機関のスロットル弁が閉弁方向に駆動されているか否か判断するスロットル弁駆動方向判断手段と、 c.前記算出された速度比が所定値以上のとき、前記トリム角調整機構を作動させて前記トリム角を所定角度に調整すると共に、前記トリム角を前記所定角度に調整した後、前記スロットル弁が閉弁方向に駆動されていると判断されるとき、前記トリム角調整機構を作動させて前記トリム角を初期角度に戻すトリム角調整機構作動手段と、 を備えることを特徴とする船外機の制御装置。
IPC (4件):
B63H 20/08 ,  B63H 20/00 ,  B63H 23/26 ,  F16H 61/14
FI (4件):
B63H21/26 B ,  B63H21/26 N ,  B63H23/26 ,  F16H61/14 601Z
Fターム (4件):
3J053BA01 ,  3J053CA05 ,  3J053CB08 ,  3J053DA06

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