特許
J-GLOBAL ID:201003048861062243
自動車サンルーフ用の太陽電池モジュールの製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人原謙三国際特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-527285
公開番号(公開出願番号):特表2010-503227
出願日: 2007年05月03日
公開日(公表日): 2010年01月28日
要約:
本発明は自動車サンルーフ用の太陽電池モジュールの製造方法に関するものであって、さらに詳細には自動車の屋根の中間部分に設けられて、車両内部の空気循環と開放感で運転手の快適な運転に役立つサンルーフの曲面ガラスに密着されるように太陽電池をいく分にカッティングした後、EVAフィルムを接着手段としてラミネート機を介し、高温で真空圧着してサンルーフ用の太陽電池モジュールを製造構成することによって、従来製作が不可能であったサンルーフ用の太陽電池モジュールをさらに簡便にサンルーフの曲面ガラスと太陽電池間の接合のためのラミネイティング作業を行うことができるし、特に前記サンルーフの曲面ガラスと同一曲率を有するように製作されたラミネート機の底板を介してサンルーフの曲面ガラスと太陽電池間の接合のためのラミネイティング作業が行うので、前記サンルーフの曲面ガラスの曲率に合わせて従来のラミネート機の構造全体を変更したり、新たに製作しなければならないなどの面倒さ及び経済的負担を解消するとともに、これを介して製作された製品の製造単価及び販売単価もこれまた大きく低下させることができるようにした自動車サンルーフ用の太陽電池モジュールの製造方法に関するものである。自動車の屋根の中間部分に設けられて、車両内部の空気循環と開放感で運転手の快適な運転に役立つサンルーフの曲面ガラスに密着されるように太陽電池をいく分にカッティングした後、EVAフィルムを接着手段としてラミネート機を介して高温で真空圧着し、サンルーフ用の太陽電池モジュールを製造構成することによって、従来の製作が不可能であったサンルーフ用の太陽電池モジュールをさらに簡便にサンルーフの曲面ガラスと太陽電池間との接合のためのラミネイティング作業を行うことができる。また、サンルーフの曲面硝子と同一曲率を有するように製作されたラミネイト機の底板を介してサンルーフの曲面硝子と太陽電池間の接合のためのラミネイティング作業が行うので、上記サンルーフの曲面硝子の曲率に合わせて従来のラミネイト機の構造全体を変更したり、新たに製作しなければならないなどの面倒さ及び経済的負担を解消するとともに、これを介して製作された製品の製造単価及び販売単価もこれまた大きく低下させる。
請求項(抜粋):
ラミネート機を利用して太陽電池モジュールを自動車のサンルーフに接合させる方法であって、
前記サンルーフの曲面ガラスに太陽電池が完全密着されるように前記サンルーフの曲面ガラスの曲率面積を計算する段階と、
前記計算されたサンルーフの曲面ガラスの曲率面積によって太陽電池がサンルーフの曲面ガラスに密着されるように前記太陽電池をいく分にカッティングする段階と、
前記カッティングされた太陽電池を含めてサンルーフの曲面ガラス、下部EVAフィルム、太陽電池、上部EVAフィルム、バックシート順に太陽電池モジュールを配列させる段階と、
前記ラミネート機の底板にサンルーフの曲面ガラスが位置するように前記配列された太陽電池モジュールを安着させる段階と、
前記ラミネート機の上チェンバー(蓋)を閉じた後に作動させ、サンルーフの曲面ガラスが接触された底板の電熱作用によって上、下部EVAフィルムを融解させる段階と、
前記ラミネート機の上チェンバー側に供給された圧縮空気によって太陽電池モジュールを加圧して融解された上、下部EVAフィルムを介して前記太陽電池モジュールを接合させる段階とを含めて構成されることを特徴とする自動車サンルーフ用の太陽電池モジュールの製造方法。
IPC (3件):
H01L 31/042
, H01L 31/04
, B60J 1/00
FI (3件):
H01L31/04 R
, H01L31/04 Q
, B60J1/00 W
Fターム (2件):
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特開昭60-260164
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太陽電池モジュールの製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-249165
出願人:旭硝子株式会社, 昭和シェル石油株式会社
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