特許
J-GLOBAL ID:201003048932676256

巻線用導体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山野 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-051364
公開番号(公開出願番号):特開2010-205623
出願日: 2009年03月04日
公開日(公表日): 2010年09月16日
要約:
【課題】モーターなどの電気機器に組み立てた後の絶縁特性に優れ、端子部材との接続箇所の強度が高い巻線に適した巻線用導体、及びこの導体の製造方法、並びに巻線を提供する。【解決手段】本発明の巻線用導体は、その表面をX線回折することにより求めた(111)面の回折強度に対する(200)面の回折強度の比をI(200)、この導体と同じ組成からなる微粉末を上記導体と同一条件下でX線回折することにより求めた(111)面の回折強度に対する(200)面の回折強度の比をIo(200)とするとき、I(200)/Io(200)≦3を満たす。(200)面を配向させないように伸線の途中段階で中間熱処理を施すと共に、この中間熱処理後の最終伸線加工の総加工度を90%以下とする。そして、最終伸線加工後に最終熱処理を施す。得られた導体は、伸び、耐力、耐熱性に優れる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
銅又は銅合金からなる導体の表面に絶縁被膜が形成された巻線として利用される巻線用導体であって、 前記導体表面をX線回折することにより求めた(111)面の回折強度に対する(200)面の回折強度の比をI(200)、前記導体と同じ組成からなる微粉末を前記導体と同一条件下でX線回折することにより求めた(111)面の回折強度に対する(200)面の回折強度の比をIo(200)とするとき、前記導体は、I(200)/Io(200)≦3を満たすことを特徴とする巻線用導体。
IPC (5件):
H01B 5/02 ,  H01F 5/06 ,  H01B 7/00 ,  H01B 7/02 ,  C22F 1/08
FI (5件):
H01B5/02 Z ,  H01F5/06 H ,  H01B7/00 303 ,  H01B7/02 A ,  C22F1/08 C
Fターム (4件):
5G307CA06 ,  5G307CB01 ,  5G309CA06 ,  5G309MA18
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-230415
  • 特公平6-044413
  • 特公平7-043966

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